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 (註 靖国神社の)祭神となられた方は、誰も天寿を全うしていません。どの方も死に際には、叫び、わめき、嘆き、あるいは一瞬で亡くなっている。どれだけ恨みを呑んで亡くなられたかわからない。だから祟ることがないように、どうか永遠のお宮として靖国神社に安らかにお鎮まりくださいとお祭りを続けてきました。二百四十六万六千七百七十柱(平成二十九年度)の神霊は、勅使の派遣に感謝こそすれ、やはり陛下のお参りをお迎えしたいはずです。(ここであきこは《しゃれこうべ みんな祖国の方を向く》(前田咲二)を思い出したのね)
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  戦地には神霊はおられない
 私が「(註 陛下が)慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていく」と発言したのは事実です。…
 しかし陛下が慰霊の旅でなさっていることは、あくまでもその悲惨な場所の近くで亡くなった人たちを偲ぶという行為であって、亡き人々の神霊を祀ることではありません。
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 … (註 神道では)かつての戦地には、遺骨はあっても靖国神社の神霊はそこにもうおられないと考えます。靖国神社を永遠の静宮(しずみや)の常宮(とこみや)としてお鎮まりくださいと毎日祝詞(のりと)で申し上げているのですから、神霊が陛下といっしょに移動することはありえないと思われます。
 ………………
 靖国神社に関して根本的な問題は、結局のところ悲しい生涯を送ったご祭神を国や天皇陛下がどう扱うかということなのです。陛下には一度でいいから、せめてお近くにお越しいただき、二百四十六万余柱の方たちにおことばをかけてくださったらと切に切に思うのです。
続きは次々回

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