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 菩薩半跏像(ぼさつはんかぞう)は台座に腰掛けて左足を下げ、右足先を左大腿部にのせて足を組み(半跏)、折り曲げた右膝頭の上に右肘をつき、右手の指先を軽く右頰にふれる。
 中宮寺(ちゅうぐうじ)は法隆寺東院に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院。菩薩半跏像は本尊。飛鳥時代の作。像高132.0cm(左脚を除く坐高は87.0cm)。「(中宮寺の)弥勒菩薩半跏思惟像」と覚えていたのだが、国宝指定の際の官報告示は単に「木造菩薩半跏像」らしい。現状は全身が黒ずんでいるが、足の裏などにわずかに残る痕跡から当初は彩色され、別製の装身具を付けていたと考えられるという。
 左は京都府京都市太秦の広隆寺霊宝殿に安置されている「宝冠弥勒」。当初は漆で金箔を貼り付けた漆箔像だったらしい。像高123.3cm(足元からの高さ)。二つの像を比べてみると興味深い。

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