大気汚染。インドは行く先々どこもマスクなしでは呼吸できないくらいのスモッグに覆われていた。
この状況では観光客はまず二度とこの国に行こうとは思わないだろう。わずか6日ほどの滞在中も、ホテルから一歩外に出れば物乞い、またスリなどへの警戒心から吟行どころではなかったというのが本当のところ。(僅かですが、60句余りは詠んでいます。) 帰ってからネットで調べると、現在の大気汚染の状況はインドが世界一悪いとか。この空気にさらされて生きていかねばならない老人や病者、子どもたちのことを思って暗澹とした。空気さえなんとかなればインドは観光客を呼び込める魅力を備えていると思うのだが。
帰りのエアインディアから見たデリーの上空の雲は、黒い絨毯を敷き詰めたように真っ黒。正直早くこの国を離れたいという気持ちになった。香港を経て青く美しい空が見えてきたと思ったら日本。ネットによると日本の大気の状況は世界一良いとか。同行者たちから「日本に生まれてよかった~!」との声が安堵の表情とともに洩れた。(写真:6日、夜明け前のガンジス川。やはりスモッグでぼんやりしている。)
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