課題「邪心」特選
お辛いでしょうねと神を売りにくる 句 の 一
秀作
満月よ私は人か狼か 居谷真理子
百本の薔薇それぞれにある邪心 田村ひろ子
ロボットにやがて邪心を見抜かれる 平井 義雄
雑詠特選
三が日ぐらいは日本人で居る 富岡 桂子
秀作
前向きに生きているからバックシャン 油井 憲一
戦争は嫌鶴彬には成れぬ 浅葉 進
笑うしかないツーアウトツースリー 加藤 鰹
選後感想
課題特選、「(神を)売りに」がよい。痛みにつけ込むようにやってくる「神」などはまず偽物。秀一、「狼」は邪心の暗喩。邪心にときどき身のうちを乗っ取られるのも人間。秀二、「薔薇」は女。棘は他人を刺し、それ故に刺されることも多い。秀三、「ロボット」が進化、人間の心の機微までもプログラミングされるようになるかも。雑詠特選、日本人の暮らしがどんどん変わり、衣食住とも洋風になった。そんな国民にも自分が「日本人」であるという意識が戻る「三が日」。秀一、後ろ姿に生き様が現れる。背筋を伸ばすのは、まずカタチから入るということでもある。秀二、安保法成立を危惧せずにおれない国民の本音。この国はこれからどう舵を取っていくのか、「戦争」に巻き込まれはしないかと。そこに「鶴彬」の生き様が浮かび上がる。秀三、人間とは、崖っぷちに立ったときには笑ってしまうものらしい。
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あきこさん
コメントをありがとうございます。
あはこさんの選での「秀二」が、とてもとても嬉しかったです。
田村 ひろ子さま
よい句をありがとうございました。
選後感想のスペースが少ないので、いつも言葉を尽くせない、言い足りていない感じ。多分同様に感じておられるのではないでしょうか。
かなり巧いのね、特選や秀作に採らせていただく方々は。こちらの選は選後感想を書くまで一週間以上かけて丁寧にさせていただいています。
誤字・脱字・送り仮名などで没にするときが口惜しいのね~。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ヨロ(*^^*)シク~