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 著者の第1句集。「川柳展望」風の軽い<見付け>の句が多い。句の内容は全体的に若々しく明るい。下記は私(詩性川柳派、どちらかと言えば)の眼で抄出した、句の傾向としては少数に属する7句。
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  てっぺんを過ぎると冷める観覧車
  うっすらとほこりのういてきた夫婦
  ブラインドおろして窓を休ませる
 陰干しにしてやわらかくするこころ
  いらぬものだったと失って気づく
  二人きりになって空気が薄くなる
  切れそうなものをつないで生きている
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 因みに吉崎柳歩氏の「アラレちゃんパワー」と題した序文を拝見すると、例として挙げられた33句に、私の挙げた句と共通の句が1句もない。句を「読む」眼が違うということだろう。下記5句は、序文の中から順番に記させていただいた。参考まで。
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  スーパーであらセンセイと呼ばないで
  トンボ一匹に授業を乱される
  言われなくても教員はクールビズ
  出されたら飲まぬわけにもいかぬお茶
  引力にまだ逆らっているバスト

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