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時実新子
あかつきの梟(ふくろう)よりも深く泣く
ののしりの果ての身重ね 昼の月
あなたから私を剥がすときの音
ピストルの形に残るパンの耳
ころがしてころしてしまう雪だるま
白い花咲いたよ白い花散った
いちめんの椿の中に椿落つ
茶碗伏せたように黙っている夫
妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ
熱の舌しびれるように人を恋う
愛咬やはるかはるかにさくら散る
まじまじとみつめてこの人も哀し
一束の手紙を焼いて軽くなる
片方が生きているから生きる靴
うららかな死よその節はありがとう

たむらあきこ
乱調も足さねば生が錆びてくる
石のほどけるまでを独りの旅にいる
モノクロの月にきのうが照らされる
藪椿すこし妬心を覗かせる
すこし灯を落とし独りを倦んでいる
わたくしの独りは梟に戻る
接触のわるい男と月の下
梟のいつか翳ってきたながさ
浮雲かわたしか 漂流の途中
叶うならあなたにわたくしを植える
どう閉じてみても楕円になっている
ふり向きもせずに祝意を避けられる
言い訳の脈が隘路(あいろ)に入り込む
わたくしのかたちを彫ってきた時間
静謐(せいひつ)が届くきのうの柩から

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