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 “未使用句”としてパソコンのドキュメントに保存している句がある。没句も残している。たまにその中から拾った句が句会や大会での“秀句”にも抜けるが、驚くほどのことではない。句が抜ける抜けないは選者次第。
 どうかみなさまも没句をあっさり捨てることのないようになさってください。下記は、誌上句会に出そうと思って詠んでいたのですが、うっかり締切日を過ぎてしまっていた句。コロナ禍も長くなり、リアル句会派にとっては苦手な誌上句会ですが、(ごく)たまには出させていただくことに。
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川柳塔わかやま吟社誌上句会二月八日〆切分
兼題:理由
いまはもう分かって肩を抱いてやる
わたしにも分からぬここにいる理由
兼題:
急逝へ寄りつかぬままいなくなる
さみしいのだろうときどき急カーブ
兼題:これから
幸福行に乗ったつもりの途中下車
川幅をこれから狭くして生きる

川柳塔わかやま吟社誌上句会二月二日〆切分
課題吟:
やがて根を張りゆくわたくしの不安
鉢の中だけならはびこれる根っこ
課題吟:
訃に返すメールへ円が描けない
もうずっと楕円あなたが逝ってから

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