川柳、この離れがたい魅力は何だろう③
父が国文学者、母が歌人という環境で育ったので、その影響もあり、12歳頃から短歌を詠んでいるのね。音数が限られるなかでことばを紡ぐことに、そのころから慣れ親しんできた。自由詩も書いてみたけれど難しい、しみついた定型の感覚はその頃からのものだろう。短歌は5・7・5・7・7の五句三十一音の形式で表現され...【続きを読む】
川柳、この離れがたい魅力は何だろう②
吟行に出て、〈にんげん〉に触れ〈にんげん〉の関わる景色に触れ観察し、さらにその場の自分のこころと向き合い、数十句に収斂させようとする中で〈いのち〉が弾んでくる。吟行が終われば、疲れの中にも気分はすがすがしい。句を詠むという自己表現を通してこころが解放され、さらに感性が研ぎ澄まされてゆくのだ。思わぬ...【続きを読む】
阪南7月句会(2019/7/7)‥《片恋の残像 読み返す日記》
11時半に車で迎えに来ていただき、尾崎公民館着は12時前だったか。冷房の効いている2F講義室まで。愿、俶子、ひろ子、小雪、英夫、六点、典子、みつ江、保州、康信の各氏、ほかみなさまとごあいさつ。席題は「がっかり」。互選には句を出していなかった。本日の作句、席題を入れて5題51句。
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川柳、この離れがたい魅力は何だろう①
もう19年川柳を詠み続けてきた。人とおなじで、一緒にいた時間の長さにかかわらず相手が見えていなかったりするように、自分が見たいようにしか川柳を見ていなかったりするのではないかと最近思うことがある。
思い込みをもとに会話をすると無意識に人を遠ざけてしまうことがある。川柳もひとりよがりな見方をしない...【続きを読む】
川柳塔社・路郎忌句会‥《かぜになりいまもわたしの中に居る》
久しぶりの路郎忌句会。地下鉄谷町九丁目下車。途中、車内で推敲。近くの英國屋にて11時ごろまで推敲。5題82句。どのくらいこういうことを繰り返してきただろうと、ふと感慨。徒歩5分、ホテルアウィーナ大阪4Fまで。会場右端の、好みの席をゲット。真理子、保州、桂子、ふりこ、俶子、郁夫、久美子、ひろ子、知子...【続きを読む】