手のなかに師・前田咲二【25】‥《噴水のてっぺん秋に触れている》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【25】
思い出を冷凍保存しています
てっぺんに立った時から狙われる
天上天下わたしを晒す場所がない
朝の靴 足になじまぬときがある
ゴッホの樹が青い焔を上げている
マンネリの顔が集まる月例日
女の浅瀬に 躓いてばかりいる
まだ妻を連れて歩いたことがない
傷口を素手でさ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【24】‥《手裏剣が赤絨毯に落ちている》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【24】
楽々と夕陽の泥にもぐり込む
昭和史にわたしの遺伝子を残す
妻という杖が身近にいてくれる
満ち足りて写経の音の中にいる
わたくしが隠れる袋 持ち歩く
おいしいものは音たてて食えばいい
魁夷のブルーに溶けてしまったぼくの駄馬
いろいろあって落ちた果実は拾わない
寂...【続きを読む】
第60回 文芸まつり(和歌山市)表彰式‥《今年はね火に入るような夏だった》(ジャナニ ムラリ)
第60回 文芸まつり(和歌山市)表彰式会場の県民文化会館に着いたのは9時過ぎ(所用で少々遅れたのね)。午前は小学生・中学生の部、午後からは高校生・一般の部。
午前中の司会は小雪さん。選者講評をしっかりと聞かせていただく。つぎは小学生の部(川柳)の入賞句から3句。
朝日新聞社賞 新しいボールとわた...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【23】‥《盃の菊の御紋に浮く昭和》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【23】
足裏を見せて淋しい逆立ちだ
逆縁のお星母にはすぐわかる
阿彌陀さまのみ掌にふわりと降りようか
柔らかに輝いている母の星
とうちゃんの直した屋根が漏っている
塩爺と咲爺どっちもどっちだな
恐れずひるまず小遣いアップ妻へ言う
ズボンからシャツを出すなと言うたやろ
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(2018/11/21) 堺番傘11月句会‥《焦れているらしいときどき変化球》
南海高野線堺東駅着は12時15分頃だったか。改札を出たところの喫茶店でサンドイッチ&コーヒーの昼食。13時前に東洋ビルディング4F7号室まで。明子、浩子、勝彦、愿、いずみ、ふさゑ、侑子、秀夫、英夫、八斗醁、晃朗、茶助、ひろ子、栄子、桂子、千代美、握夢ほかみなさまとご挨拶。(&ハグ♡) 席題は「疎い...【続きを読む】
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