⦅3705⦆ピースボート川柳講座、二回目を終える
ピースボート川柳講座🚢
講師:たむらあきこ
★★川柳という文芸について
―一行詩(川柳・短歌・俳句)についてー
日本では、明治になるまでは〈詩〉といえば漢詩を指していた。文学の一形式として〈詩〉の語をつかうようになったのは『新体詩抄』などから。
詩の定義については、詩を定義しよう...【続きを読む】
⦅3704⦆作句に苦闘
5月3日(未推敲)
シャッフルして返す あなたを煙に巻く
ものさしはひとつことばで測りあう
匿名性 他人同士が交ざりあう
どこまでも他人で交ざりあっている
金魚鉢のなかにわたしの置きどころ
抱えこむことのジレンマなど言わぬ
フリーズしていました 返らない時間
嚙み合っていない 起点すらもない
そうい...【続きを読む】
⦅3703⦆二回目の「ピースボート川柳講座」準備着々
12日午後に決定。時間は、失念(笑)。前日20時頃届けられる船内新聞に記載され、それを見て翌日みなさまが来られるのね。たくさんの講座があるので、どれを選ぶかはお客様次第。
前回みなさまに詠んでいただいた句は、パソコンで清記。一昨日、昨日とすでに添削済み。添削句はあとでお渡しして参考にしていただく...【続きを読む】
⦅3702⦆終日航海
5月2日(未推敲)
死想よぶ 月光浴がしみるから
いささかは咲かせる骨になるまでを
等身大のあなたを蔓延(はびこ)らせている
波がしら白があそんでいるこの世
やさしさを歩んだあの日逝くひとと
波がしらもわたしも見え隠れ この世
内包のかたちに海が凪いでいる
毀(こわ)れやすい肉にもしがみついている
...【続きを読む】
⦅3701⦆ピースボート川柳講座、開講
ピースボート川柳講座🚢
講師:たむら あきこ
和歌山市在住。1999年から川柳をはじめる。
川柳の“東の横綱”前田咲二に師事。川柳瓦版の会編集同人を経て、フリー。読売新聞和歌山版「よみうり文芸」選者。名草川柳会講師。元しんぶん赤旗「読者の文芸」選者、耐久生涯大学川柳専科講師。
22年...【続きを読む】
⦅3700⦆いよいよ明日(5月5日)「ピースボート川柳講座 さあ!川柳を詠んでみよう」を開講
ピースボート吟行句
5月1日(未推敲)
遮られているとき他人だと思う
なにが問われている背景を海にして
見失ったひととの時間戻される
悔いを含みだしているのはその時間
悔いやがて答えになってゆくところ
キーワードにしてそのことを問いかえす
ひとことがその瞬間を痛ませる
刺していると知らぬひとこと刺し...【続きを読む】
⦅3699⦆柱に影わたしにもまだ影がある
4月30日(未推敲)
墓場のように凪いでいる海
つかみどころなくてあなたがつたわらぬ
柱に影わたしにもまだ影がある
濁りかかる真夜中 まなこ閉じている
定型をすこしくずして濁る水
切実にかなしいことは先送り
くりかえすうちに鱗が落ちてゆく
なまものとしてのわたしをかかえこむ
つなぎゆくフレーズ残...【続きを読む】
⦅3698⦆ハロン湾(ベトナム)の夕風
4月29日(未推敲)
深圳(しんせん)のきのうを語る波のうえ
ゼロから一(いち)へなみがしらまで立ってくる
紐解いていくとき風もすべりだす
まだきみはわたしの芯に届かない
出港の遅れへ夜空ひとりじめ
繊細なかぜ蒼海をなでてくる
ちがうもの見ている 右舷と左舷
朝のコーヒー話しの幅をひろげだす
きみと...【続きを読む】
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