(懸賞川柳2020)如月賞、応募総数3950句から、たむらあきこ選43句
天 恋文に生け捕りされた昼の月 樫村 日華
地 恋文は桃の匂いのする凶器 村山 浩吉※
人 付け文をお月さまならどうなさる 木下 草風
秀① ひこばえが出ぬよう閉ざすラブレター 田島 悦子
秀② 戦地からどんな生き方してもいい 村井 規子
秀③ 恋文の一文字ずつが脈を打つ 小川 道子※
秀④ 下書...【続きを読む】
新型コロナウイルスという、試練
天然痘・赤痢・コレラなどの疫病(感染症)はもともと特定の地域の風土病だったが、異世界との交流拡大によりその病が存在しなかった地域にも伝播、世界的にも流行するようになった。
疫病の原因として、日本では古くは怨霊のしわざとか仏罰・神罰によるものという、超自然的なものに原因を求める考え方があった。...【続きを読む】
新型コロナウイルスという、試練
川柳マガジンの「(懸賞川柳2020)川柳弥生賞(お題:「日本」)」の応募句が届いていますので、選に時間がかかることもあり、ブログはすこしお待ちください。(__)
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あなたならどう読む?❽‥「難解句鑑賞 №008」(川柳マガジン4月号から転載 執筆:たむらあきこ)
あなたならどう読む?❽‥「難解句鑑賞 №008」
オルガンとすすきになって殴りあう 石部 明
この句の「オルガン」は、かつて学校などで用いられていたシンプルな足踏み式オルガンだろうか。ところどころ音が出なかったり音がすぐに途切れてしまうなどの故障があり、使わなくなった「オルガン」がまだ家の片隅...【続きを読む】
(2020)5月の予定(川柳関係)
新型コロナウイルスのことがあり、今月も句会出席の予定はありません。
終息がいつになるのか、見通しもたたず、自粛で自宅にいるしかありません。そんな中でも、ライフワークの『たむらあきこ吟行千句』の推敲は進めております。もう少ししたら「懸賞川柳2020」川柳弥生賞(お題:「日本」)の応募句が(たぶん、...【続きを読む】
(つづき)無名性の文芸、川柳
『誹風柳多留(はいふうやなぎだる)』は、江戸時代中期から幕末(1765–1840)までほぼ毎年刊行されていた。単に「柳多留」とか「柳樽」と呼ばれることもある。167編が刊行されているのね。
創始者は柄井川柳(からいせんりゅう)と呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)。柄井川柳が前句附興行の万句合で選...【続きを読む】
無名性の文芸、川柳
1926年に柳宗悦(やなぎ・むねよし)らによって提唱された生活文化運動を民藝運動という。当時の工芸界は華美な装飾をほどこした観賞用の作品が主流だった。その中で柳宗悦らは名も無い職人の手から生みだされた日常の生活道具を「民藝」と名づけ、そこに美術品に劣らない美があると唱えた。美は生活の中にあると。土...【続きを読む】
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(4月22日(水)付、たむらあきこ選)
ニューファッション色柄あまた布マスク 長野県 翠 みち子
〈評〉もちろんコロナ禍に笑ってなどいられない。しかし、そういう状況だからこそ前を向かないといけない。その意味であえて軽い句を採らせていただいた。
距離をとる会話へ恋が進まない 広島県 北村 善昭
ウイルスが格差社会を炙り出す 埼玉県 ...【続きを読む】
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