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知人が句集(俳句)を発刊された。一昨日送っていただいて本日読了。ひと言で申し上げて、抄出された句に難がない。句集を発刊されたのは2度目だが、前回に比べて粒が揃っている。抄出を引き受けられた若手俳人の眼が確かで、いい仕事をされたということだろう。勿論作者である知人の句が優れていることに間違いはない。

新聞ほか、メディアに投稿入選した六百数十句の中から二百句。それぞれに一度は選者の眼が通っているわけだが、前回出版された自選の句集に比べて粒が揃っているせいか、安心して最後まで読み切ることができた。

思うに新聞などの投稿欄には、レベルのある投句者が限られていることもあり、良い句がたくさん集まるというわけではないのだろう。選者が大家であるからといって、ほかに句が無ければ仕方なく採らざるを得ない。俳句も川柳とそのあたりの事情は同じかと思う。とくに地方のミニコミ誌の投句欄に投句したものなどは、良いから採られているとは限らない。作者の「あとがき」の中に抄出を洩れたものから自選百句を付け加えておられたが、こちらはすぐに眼を逸らさざるを得なかった。

自選の力を付けるということがまず難しい。ともあれ作者は才ある方であり、読み応えのある二百句。「あとがき」に自選百句を付け加えられたことが惜しい。下記は、柳人としての眼で見た佳句。
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
芋の露地球は海をこぼさざる
耳の奥まで草むらか虫の午後

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