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立山と向き合うわたくしの荒磯(ありそ)
東風(あゆのかぜ)すさぶきのうへ戻るとき
渋谿(しぶたに)の崎に寄せては返す哀
惟神(かむながら)置く雪の稜線
山なみの太刀(たち)の辺りにきみを置く

立山の磐(いわ)の条線から翳る
雪は斑(はだら)に偲ぶ在りし日
漂流のきのうを打ち寄せる磯廻(いそわ)
堅香子(かたかご)はむらさき八十(やそ)娘子(おとめ)の羞恥
六弁の花をこぼれているきのう

(いなな)きは国守か古(いにしえ)の磯廻
渋谿の崎の立山(たちやま) きみを待つ
鳥の声何処かと問えば水に影
弓張り月は天平二上山(ふたがみやま)尾の上(え)
射水河(いみずがわ)ほとりに家持(やかもち)の思惟(しゆい)

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「立山賦(たてやまふ)」‥15句”にコメントをどうぞ

  1. 澤井敏治 on 2014年4月16日 at 9:51 AM :

    「立山賦の四句」から早一週間ですが、やっとゆとり時間をもち、辞
    典・ネットなど駆使して、惟神・渋谿の句を味わうことが出来ました。新聞川柳では接し得ない句。第三句、大伴家持の短歌にもたどり着きました。こういう背景にも触れますと、“思い”の深さを感じられました。殊に、第四句目の七七。七七ゆえの余韻。これからも発表を楽しみにさせていただきます。

    • あきこ on 2014年4月16日 at 10:46 AM :

      澤井敏治さま
      頼まれている鑑賞文などにまだ時間を取られて「立山賦」が後回しに。イメージが出来ているので、時間さえあればすぐに詠めると思います。
      滞在中は詠めなくて苦労。ペンを執っては措き、でした。
      もう少しお待ち下さい。(^^;

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