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 (^L^)/🚢 名草川柳会(第21回勉強会)
2025/3/18(火)
『セレクション柳人16「細川不凍集」』(邑書林、2005年)中の『凍裂』より。
細川 不凍(ほそかわ ふとう、1948年5月13日 – )は、日本川柳作家[1]
経歴
北海道石狩郡当別町生まれ。1964年、札幌市立陵北中学校を卒業して、北海道札幌南高等学校へ進学。翌年、海での飛び込み事故で、第七頸椎を脱臼骨折、手足が不自由になる。担任の勧めで川柳を始める。1967年、同校通信教育部(現北海道有朋高等学校)に編入、1970年、卒業。同年、18歳から23歳までの作品をまとめ、第一句集『青い実』を刊行。
1974年、「川柳道産子」創刊に参加。1983年、第1回川柳Z賞[注釈 1]を受賞。1987年、第二句集『雪の褥』を刊行、川柳Z賞の選者となる。1993年、「現代川柳新思潮」創刊に参加。2005年、『セレクション柳人 細川不凍集』[注釈 2]を刊行。 (Wikipedia)

………………………………………………………………………………………………
さだかならぬ人来て茣蓙を敷いている
猫の死を語る男がいて雨に
封筒の中も本降りになっている
共食いの一族ありて地は雪に
老いすすむ人も夕日もでで虫も
破約以後夕日煮つめているばかり
廃村の日影が語りかけてくる
この世へと意識を戻す箸二本
頭の中のどこかが戦どこかが桜
八月を地上の影ら群れたがる
春封書待つや身ぬちに種まいて
肉厚き花を男子として口に
肉体にまだこだわっているさくら
憑きものを落として花火から帰る
死はきっと月夜のポストにぽとんと落ちる
桃の木に登ったまんま兄は帰らず
妹よキャベツ畑に日は沈む
初夢のなかを歩けるだけあるく
点滴の刻一刻と沖へ出る
過不足なくわが半身の夕焼ける

「創作意識の核である〈精神風土〉と、表現の核である〈抒情〉は大事にしなければと思う。そして抒情は、抒情のための抒情を考えるのではなく、川柳の属性の一つでもあるイロニーの、その刃先を自己の内部に向けた凛とした抒情でありたい」(細川不凍)

【鑑賞】上記20句を考える。

【実作&添削】互評&添削。(宿題:「 」 つぎの勉強会のはじめに各自1句白板に書いておいてください。)
➀   ②   ③

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  1. 井口廣司 on 2025年3月21日 at 10:43 PM :

    名草川柳会(第21回勉強会)お疲れさまでした。
    彼岸も中日を過ぎ、やっと少し暖かくなりました。
    もうこのまま暖かくなり、桜の季節を迎えたいものですね。

    さて今回の授業は、細川不凍氏の20句を鑑賞し意見を述べ合いましたが
    不思議なことに半数以上の句をそれなりに理解することができました。
    あくまでも僕の理解であり、作者の意図するところとは遠いところに
    あるのかもしれませんが(汗)

    作者についての簡単な説明があり、その人となりや境遇がある程度分かり
    年齢が比較的近いことがあったせいかも知れません。
    若くして第七頸椎を脱臼骨折、手足が不自由になるという不幸に見舞われ
    その無念さ、長い入院生活による諦観、春が来るたびのわずかな希望。
    そんな複雑な感情を句を通じて感じることができました。

    先生のおかげで、少しは作者に寄り添い、句を鑑賞する力が身についたのかも…
    なんて不遜なことは思わないでおきましょう。
    日々是精進、毎日自分磨きですからね。

    「抒情のための抒情を考えるのではなく、川柳の属性の一つでもあるイロニーの、その刃先を自己の内部に向けた凛とした抒情でありたい」(細川不凍)
    作句するうえで推敲がめんどうになり、ついつい易くに流れますが
    この言葉は自噴に対する戒めとしましょうか。

  2. 井口廣司 on 2025年3月21日 at 10:50 PM :

    この言葉は自噴に対する戒めとしましょうか。
          ↑
        「自分」の変換間違いです。

  3. たむら あきこ on 2025年3月22日 at 10:31 PM :

    井口廣司さま
    いつも言っている通り、百人いれば百通りの鑑賞があっていいわけで。
    それでも「(句意を)掴んでくれているな!」と思ったときは、頼もしくうれしいものなのね。

    海外吟行の支度に忙しい日々ですが。
    名草川柳会の資料も3か月分作成してお預けしますので。
    印刷・配布をよろしくお願いいたします。
    著名川柳作家の句は、みなさんで鑑賞。
    さらに、いつも通り、白板に句を書き出してみなさんで添削してみてください。
    その結果をまとめて8月の勉強会で見せてくださいますか(どなたがどう鑑賞されたかなど)。
    さらに、よみうり文芸にも出句していただけたらうれしいです。(^^)

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