あきこの場合、いずれ介護施設のお世話になるのはまず確定的で、それでいいとも思っているのだが、いろいろと考えることはあるのね。
日本の法律上、嫁が義理の親の介護をする義務は存在しない。直系血族である長男など子には介護の義務がある。子は親の介護を放棄できない。具体的には、民法第877条第1項に「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定められているのね。「直系血族」とは、祖父母・父母・子・孫。ところで、厚生労働省の調査によると、同居している家族が介護を行う場合が全体の46%、そのうち配偶者が23%、次いで子が16%、そして子の配偶者が5%となっているのね。
親を介護施設に入れると、介護費用は高くなる傾向にある。生命保険に関する全国実態調査(2021年度)によると、在宅介護でかかる平均の月額介護費用が4.8万円なのに対して、介護施設に入れた場合の月額介護費用は12.2万円。この金額が出せない場合、自宅介護で虐待などが起こる可能性が高くなることは容易に想像がつく。
親の老人ホームの費用を誰が支払うのかという問題は、当然介護する側の大きな悩み。結論から言うと、子には子の生活があるため、親の老人ホームの費用は親のお金で支払うのが基本なのね。 親のお金とは「収入」「年金」「貯蓄」「資産」などで、子はこれらを把握しておくことが大切なのね。
介護施設の中でも比較的低額なのが、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護医療院(介護療養型医療施設)。入居条件や提供サービスなどは異なるようだが、入居一時金が不要である所が多く、月額利用料が抑えられるのね。とくに、特別養護老人ホームには、所得に応じた利用負担軽減制度がある。
在宅介護で大変なことランキングのワースト10は以下。
1位:相手とのコミュニケーション 2位:排泄の介助 3位:精神面 4位:時間面 5位:食事の介助 6位:入浴の介助 7位:経済面 8位:徘徊
介護が必要になる親の平均年齢は75歳とか。そのおもなきっかけは、認知症・脳血管疾患(脳卒中)・骨折や転倒だとか。予防するには生活習慣・運動習慣の見直しや趣味の活動、他者との交流が効果的という。
ちなみに、あきこが先日見学した近くの住宅型有料老人ホーム・〈元寺町の家・Cuoreゆたか〉の料金表を見ると、〈月額133,000円~〉となっている。以下(一部)は、ご参考まで。
〇敷金:100,000円
〇食費:1日3食 1,400円 食事管理料7,000円(月額固定)
〇寝具リリース:週1回シーツ交換、年2回(夏・冬)寝具交換。
〇介護サービス・医療サービスは別途必要。
〈介護サービス・医療サービスは別途必要〉では、合計していったいどれほどの金額が請求されるのか想像もつかない。なるべく長く現住所にいて、人生終章の支出を抑えなければならない。
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