川柳マガジン特別十句詠 2024・6
通り過ぎた首
たむらあきこ
青天の独りひとりの影を曳く
見つめれば見つめ返してくる軌跡
遠花火 あの日もモノクロになった
きみといたきのうをぶらぶらとあるく
つり革に独りの時間ぶらさげる
封開けてあなたの海にまぎれこむ
開封のしばらくきみを皿に盛る
拾わねば寡黙のひとことが消える
てのひらに一錠ありふれた時間
通りすぎた首が余白にういてくる
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川柳マガジン特別十句詠 2024・6
通り過ぎた首
たむらあきこ
青天の独りひとりの影を曳く
見つめれば見つめ返してくる軌跡
遠花火 あの日もモノクロになった
きみといたきのうをぶらぶらとあるく
つり革に独りの時間ぶらさげる
封開けてあなたの海にまぎれこむ
開封のしばらくきみを皿に盛る
拾わねば寡黙のひとことが消える
てのひらに一錠ありふれた時間
通りすぎた首が余白にういてくる