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2021.04.06

# 週刊現代# 外貨建て保険
諦めてはいけない!入ってしまった「外貨建て保険」の損失を取り戻す方法

その契約、「違法」かもしれません

諦めなくていい

「高利回りの外国債券で運用するので、ふつうの貯蓄型保険よりもおカネが増える」「生命保険金は遺産分割協議の対象にならないから、相続対策にもなる」……。

そんな謳い文句の「外貨建て保険」で、トラブルに巻き込まれる人が後を絶たない。生保会社への苦情は’14年度の922件から’19年度には2822件と、実に5年で3倍にまで増加した。その理由を、国民生活センターの担当者が語る。

「為替リスクに詳しくない人が、いざ保険金や返戻金を円に替えて受け取るときになって、受け取れる額が払い込んだ保険料を下回っていることに気づくのです。

直近でも『豪ドル建ての一時払いの終身保険を契約し、600万円を振り込んだが、コロナで円高が進んで400万円に減ってしまった。どうしたらいいのか

銀行の窓口で、元本保証なので大丈夫と言われて契約したのに、元本割れしてしまった。どうすれば損失を取り返せるのか』といった相談が70代、80代の方から寄せられています」

外貨建て保険の多くは「元本保証」を謳うが、それはあくまで「外貨建てでの元本保証」で、日本円に戻したときの額を保証するわけではない。為替変動リスクをよく理解せずに契約すると、虎の子の老後資金を減らすハメになるのだ。

そうした中、東京地裁で昨年11月、画期的な判決が下された。80代の女性がひとりで契約した約6000万円の外貨建て保険の勧誘が「違法」だったとして、女性が被った損失分の656万円を支払うよう、裁判所が保険会社に求めたのである。

この判決の意義を、訴訟を担当する弁護士の堀内岳氏が言う。

「今回の判決では、契約者の女性に過去の投資経験がなかったこと、預金の大半が外貨建て保険に移されていたことから、女性にはハイリスクな保険商品を購入するだけの知識がなかったと認められ、勝訴できました。

多くの人は『もう契約書類にサインをしてしまったから』と、損失を被っても泣き寝入りしてしまう。しかし、だからといって主張が認められないわけではありません。今回の判決は、今後の外貨建て保険に関するトラブルでも判断基準となるでしょうから、諦める必要はないのです」

そもそも外貨建て保険のどこが問題なのか、簡単に整理しておこう。

大前提として言えるのが、一般的な投資商品と比べても、外貨建て保険は決して投資効率が高いわけではなく、損失を被るリスクが大きく、そのうえ手数料も高いということ。金利と為替変動の影響をダブルで受けるのが、その理由だ。

「『円建ての保険だと低金利なので増えませんが、外貨は高金利なので、昔の定期預金なみに増えますよ』というのが勧誘の常套句です

ところが、まず加入した時点で16%に迫る手数料を保険料から引かれてしまう。さらに為替が円高に振れれば、その分、損失が膨らみます。たとえ金利が高くても、損失を被る可能性が大きいのです」(ファイナンシャルプランナーの横川由理氏)

加えて、ドル円は過去4年で円高に大きく振れている。例えば1ドル=115円だった’17年1月に1000万円(約8万7000ドル)の米ドル建て保険を一時払い、つまり契約時に一括で保険料を払い込む契約で購入した場合、運用益を加味しなければ、その価値は1ドル=108円の現在、940万円に目減りしていることになる。

損失が出た場合に解約したくても、まだ契約して日が浅ければ、返戻金から高額の「解約控除金」が差し引かれることもある。横川氏が続ける。

多くの外貨建て保険では、1年目の解約であれば10%もの解約控除金が引かれます。解約控除金の率は年々下がっていくものの、少なくとも契約から10年間は課される。ここに為替差損が加われば、簡単に元本割れしてしまうのです

にもかかわらず、営業担当者にはこれらのリスクを十分に説明しないどころか、「これはあくまで保険であって投資ではないから、安心安全」「元本割れの心配もない」などと甘言を弄する者もいる。

挙げ句の果てには「定期預金と同じようなもの」と偽って、契約書にサインさせる事例すら珍しくないのだ。… 後略 …


あきこ注:友人(70代、一人暮らし)宅にも例の(犯罪)地銀・紀陽銀行から外貨建て保険勧誘の電話があり(満期になった定期預金があった?)、断ったが、「話だけ聞いていただけませんか」とそのあと二人で来宅。あきこから聞いていたので、なんとか断れたと。

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