2023年中の句会・大会出席は、現在まででなんとわずか30回(うち大会は6回)。赤字は大会入選句。★印は、つぎの句集収載予定。
ともだちという囲いはゆるく引いておく (川柳塔わかやま吟社1月句会 松原寿子選「のびのび」人)
自由になった独りの羽をのばしきる (川柳塔わかやま吟社1月句会 松原寿子選「のびのび」 地)
★沈黙をつないで想い悟らせる (番傘フェスタ2023 田中新一選「繋ぐ」 止め)
挫折したのかとなんだかうれしそう (堺番傘2月句会 八木侑子選「こける」止めの一つ前)
踏みきってからが迷いになっている (堺番傘2月句会 荻野浩子選「踏みきる」止めの一つ前)
影長くなるまでわたくしをみがく (せんりゅうくらぶ 翔 20周年記念集会 宮村典子選「磨く」 秀の一つ前)
うっかりをすべらせているひとりごと (せんりゅうくらぶ 翔 20周年記念集会 川上大輪選「するり」 秀の二つ前)
★軋むこともあるたましいの奥扉 (せんりゅうくらぶ 翔 20周年記念集会 松原ヒロ子選「扉」 秀の一つ前)
押すチカラ加減おとなに見えてくる (堺番傘3月句会 山本さくら選「押す」 止めの一つ前)
影のないあなたがいつか横にいる (堺番傘3月句会 赤松ますみ選「ふわふわ」 止め)
認知症かチグハグぼくにある兆し (川柳塔わかやま吟社4月句会 吉道あかね選「ちぐはぐ」 地)
ムダすべて無くしオモシロ味も消える (川柳塔わかやま吟社4月句会 柏原夕胡選「無駄」 地)
★メール削除している負け犬のかたち (堺番傘4月句会 岸井ふさゑ共選「密か」 止めの二つ前 神田良子共選「密か」 止めの二つ前)
こっそりのワインへ夜を深くする (堺番傘4月句会 岸井ふさゑ共選「密か」 止めの一つ前)
母というカタチで立っていた炎 (川柳塔わかやま吟社5月句会 岩佐ダン吉選「母」 地)
非常口のかたちで母がいてくれる (川柳塔わかやま吟社5月句会 岩佐ダン吉選「母」 天)
因習のつづきが風を切り歩く (川柳塔わかやま吟社5月句会 上田紀子選「伝統」 人)
終章の夕やけとろとろと燃える (川柳塔わかやま吟社5月句会 柏原夕胡選「とろとろ」 天)
ゼッケンが走る炎を上げながら (川柳塔わかやま吟社5月句会 川上大輪選「ゼッケン」 人)
目論見がはずれたらしい美人の湯 (第19回 鈴鹿市民川柳大会 岩田明子選「狙う」 秀の一つ前)
歩き続けて終章坂も消えている (川柳塔わかやま吟社7月句会 吉道航太郎選「坂」 地)
スローペースいのちも曲り角である (川柳塔わかやま吟社7月句会 松原寿子選「遅い」 天)
時の経過だけが癒やしてくれている (川柳塔わかやま吟社8月句会 岡内知香選「効果」 地)
うかつにもわたしの裏がでてしまう (川柳塔わかやま吟社8月句会 上田紀子選「くるり」 地)
包み込むように諭され立ち直る (川柳塔わかやま吟社8月句会 岡内知香選「効果」 天)
マンネリの長さへ影もあくびする (天平9月句会 植野美津江選「マンネリ」 人)
★訃へ影はもうわたくしの中に棲む (川柳塔わかやま吟社9月句会 岡内知香選「影」 地)
あの世へとわたしを運ぶコンベアー (川柳塔わかやま吟社9月句会 柏原リエ選「自動」 地)
★約束のように介護につながれる (令和5年 噴煙川柳大会 横尾信雄選「世話」 人)
★月明り過去がささやきかけてくる (令和5年 噴煙川柳大会 梅崎流青選「じわり」 天)
二度とあってはならぬあわやへ声をだす (堺番傘9月句会 岸井ふさゑ選「あわや」 止めの一つ前)
世界いまあわやの声で満ちている (堺番傘9月句会 岸井ふさゑ選「あわや」 止め)
忘れるための列車きのうに触れてくる (堺番傘9月句会 田吹宗鉄共選「乗る」 止めの一つ前)
★わたくしの続きに顔をだす干潟 (やまと番傘10月句会 植野美津江共選「近詠」 秀の一つ前)
★追伸のたった一行効いてくる (川柳塔わかやま吟社10月句会 川上大輪選「スリム」 人)
すり切れるいのちわたしもクツ下も (第26回 川柳クレオ川柳大会 平尾正人選「命」 秀の二つ前)
★心象のみなとに舫うきみの舟 (第26回 川柳クレオ川柳大会 小林康浩選「港」 秀の二つ前)
ボクをボクにしたのはボクの七癖だ (いしかわ百万石文化祭2023 片岡加代選「七」 準特選)
狭すぎる視野へコトバが届かない (川柳塔わかやま吟社11月句会 松原寿子選「届く」 天)
キミという生き方すぐ横の異質 (フェニックス句会 高橋ひろこ共選「質」 特選2)
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