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柳人紹介 (33)澁谷さくらさんの20句
白衣着る天使ではなく人として
生きて死ぬ人みな人の手をかりて
実のならぬ花がこんなにうつくしい
ひとの世がどうあれめぐる花暦
じっと聴くやがて浮きだす主旋律

通奏の愛が低めに鳴りつづく
逢える日は雨の音符も弾みだす
調律をかさね家族という音色
いてくれるそれだけでいいひとがいる
ひとりよりさびしいこともあるふたり

生きてきたように死にゆく嘘のなさ
忘れえぬ絵が遠景になってゆく
地模様の愛を時々見失う
人の手がおこすいくさ火かまどの火
風吹けば消える砂絵をまた描く

いくつもの支柱で立っているわたし
定型に生きて破調の夢をみる
失敗をまるくおさめる卵とじ
ハードルを少し下げればまだ跳べる
これからをカラフルに塗る白い地図

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⦅3247⦆柳人紹介 (33)澁谷さくらさんの20句‥《地模様の愛を時々見失う》”にコメントをどうぞ

  1. 澁谷 さくら on 2023年4月2日 at 7:30 AM :

    あきこさま

    おはようございます。
    昨日は、あきこさんの懐かしいお声を聴くことができてうれしかったです。
    3年ぶり、でしょうか。
    このたびは、私の句をご紹介いただきありがとうございます。
    幸せな20句ですね^^
    日常の、地模様の愛を見失わないように、暮らしていきたいものです。

    「こころに響いた句を選ぶ」
    というお話が私につよく響きました。
    折しも、あのあと選のお役目のお話をいただいたのですが…
    (これも、なんというタイミングでしょう!)
    ご存じのように私は大会・句会の参加経験はわずかで、
    したがって選の経験にも乏しく、とてもおそれ多いことなのです。
    よい句を見逃してしまわないか、
    自分の感覚で人さまの句を取捨していいものだろうかと。
    日常的に選をしておられる方々には、本当に頭が下がり、
    教えを乞いたいものだと思います。
    けれども、これもご縁と、受けることにしました。
    自分なりに、しかできませんが、
    「こころに響くか」
    を問いかけながら、精いっぱい努めさせていただこうと思います。
    またいろいろ教えてください。
    よろしくお願いいたします。

    心身どうぞたいせつに。
    またどこかでお目にかかれる日を楽しみにしています。

    • たむら あきこ on 2023年4月2日 at 9:19 AM :

      澁谷 さくらさま
      なんと!
      以前すでに「柳人紹介」としてさくらさんの20句を選んでいたようです!!
      昨夜調べていて気づきました。
      いずれ、「柳人紹介」はまとめて一冊にしようと思っているのですが。

      昨年は、地元の紀陽銀行に要らない投資信託を押し売りされ、すぐに解約したものの大損させられ、出版予定が狂ってしまったのね。紀陽銀行がこれほどしゃかりきに投資信託を売りたがる理由は調べて分かりましたが。

      紀陽銀行の行員も、そのこと(押し売り)を苦にして辞めていくようなのね。これも、ネットの「離職理由」(だったか?)から知りました。
      昨年はそんなことでさんざんな一年でした。それで昨年出版の予定だった『前田咲二千句』がまだ出せていないのね。それが悩みの種。

      謙虚なさくらさま。
      どうぞ自信をもって選句なさってください。
      選句力は、当然作句力と無関係ではないので。
      これからのご活躍を和歌山から祈っております。

  2. 澁谷 さくら on 2023年4月2日 at 7:27 PM :

    あきこさま

    はい!もちろんおぼえておりますよ^^
    私の句集「さくらいろ」から選んでいただきました。
    光栄なことです。

    昨年はあきこさんにとってお心の痛む、
    物事が思われるようには進んでゆかない1年だったのですね。
    今年はその分を補って余りあるくらい、いい1年になりますように!
    お慕いしておられる前田咲二先生の「前田咲二千句」が完成しますよう、
    私も祈っておりますね。

    選句は、これから経験を積んでゆくしかないので、
    いろいろ悩みながらがんばってみます。

    • たむら あきこ on 2023年4月2日 at 8:11 PM :

      澁谷 さくらさま
      あなたのような方に看取られたいものですね。
      句を読んでも、おっしゃることを伺っても、そのように思います。
      この世を«さくら色»にしてくださるお一人かと思っています。

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