出席を予定していた先月の路郎忌句会、コロナの関係で取りやめた。下記の句はどこかほかの句会に出すことも考えていたが、備忘録的にブログに残しておくことに(あちこちにそんなことで忘れたままの句があるのね)。
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路郎忌句会 2022/7/8
決める
〇決めてしまったことが重荷になっている
わたくしが決めると素通りをされる
決めないとそのうち電池切れになる
決めかねているうちたそがれがせまる
ときめいていたのは決めるまでのこと
〇決めつけるから沈黙で返される
意外
意外というほどでもないという意外
意外ということもないがという意外
〇想定内ですと言い直されている
喜んでくれた思いのほかでした
ライバルがいちばん喜んでくれた
意外ですねと他人ごとのように言う
思わぬとこでおもわぬひとに遇いました
〇人生がだんだん太い線になる
いとしい
「愛しい」と書いていとしいひとが逝く
「愛しい」と遺してきみがいなくなる
愛あってわずかな変化にも気づく
歳月へ愛が憎しみまといだす
〇スキ・キライ・スキ・キライはなびらちぎる
いとしさはかなしさ愛も色褪せる
〇いとしさはさみしさ愛も褪せてくる
いとしさはさみしさ愛の嵩が減る
ダメージ
返却の本の汚れがゆるせない
ふたつ目のシミから気にならなくなった
〇ざわわざわわ約束がまたやぶられる
ダメージにつながる温度差はあった
〇残骸になり九条が晒される
時々
ときどきは群れをはずれてみたくなる
かなしみはときどき過去形にかぶる
〇あの世からときどききみが降りてくる
〇独りのほうがいいとときどきもて余す
いまはまだときどきですと躱される
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