「爽やかな秋到来」として、「川柳瓦版」平成19年11月号に10月例会の報告(幸松キサ氏)が載っている。15年前。あきこの瓦版句会出席は二回目だった。句も人もなつかしいので、下に転載。
74年振りに記録更新した暑い夏も、天高き秋にその座を譲る。高校球児のドラフトがあり、大相撲は高砂部屋から時津風部屋にドラマを移した。初出席は、京都市下京区から中村牛延さん。先月初出席のたむらあきこさんの課題吟披講に思わず拍手が起こった。
会場はアピオ大阪2階。十月六日(土) 六時~九時とある。出席者は、48名。当日のあきこの入選句は
品格を問われつづける大相撲
親方の解雇で息子もどらない
時津風部屋に吹いてる怨の風
相撲部屋の自問自答は保身だけ
清貧に限界があるさんま焼く
奥様族のランチは年金のはなし
ほか、よみうり時事川柳賞(図書カード三千円分がもらえる)として9月の秀句10句の中に
総理の引き出しに溜まってくる辞表(たむらあきこ)
当日は課題吟「読む」の選者を仰せつかっていた。ちなみに、この日の“東の横綱”前田咲二会長の入選句は
まあまあと言おう総理も支持率も
北の湖に呼びつけられた文科相
時津風の厳しさ高砂の甘さ
母としても選手としても強かった
大型で猛烈 台風も妻も
ヘルメットつけて娘と寝ています
唇を読み目を読んでいる介護
約款は読まないように書いてある
下2句は、あきこ選「読む」の入選句。
よみうり時事川柳(読売新聞関西版)には数回投句して、その度に採っていただいていた。瓦版句会出席二回目に課題吟の選を仰せつかるなど、先生のお気持ちがいまになって身にしみる。ほか「秋刀魚の歌」(佐藤春夫)を掲載、7月に新会長となられたばかりの先生の意気込みが伝わるのね。ちなみに、佐藤春夫と先生は同郷。
下記は、披講後拍手をいただいたあきこ選「読む」のさいごの10句。いま読んでも、さすが時事川柳専門結社の佳句だけあって巧いのね。
完敗と読んで静かに駒を置く 誠
憲法を腹式呼吸で読んでいる 恵津子
ライバルが読む本僕も買いました 章久
木洩れ日で森のコントを読んでいる 克己
周平を手に秋の日と暮れていく 喜八郎
代読を無難に終えた咳払い 良一
約款は読まないように書いてある 咲二
ラブレターしずかに秋を読んでいる アキラ
転た寝の本は微風が読み漁る 良一
肉筆の母の手紙はありがたし 絵里以
にんげんを三面記事で読んでいる あきこ(軸吟)
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