夜釣火のどれか一つは父の舟 前田 芋仙
稲妻に障子の骨の現るゝ 前田 鳴仙
商ひのくらがりに焚く門火かな 前田 鳴仙
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前田先生からの聞き書きのメモが見つかったことで、下里吟行を決めた。いろいろと資料を集めようと、まずはネットから。「前田鳴仙(まえだ・めいせん) 俳句」で検索。なんと、あったのね! 先生は短詩文芸の天才。俳句も短歌も川柳も、みな一流。ブログのタイトル《商ひのくらがりに焚く門火かな》の句にも、《稲妻に障子の骨の現るゝ》の句にも、納得よね。とくに、《商ひのくらがりに焚く門火かな》は心象句といってもいいだろう。いまも古くない。こんな句を詠んでおられたとは。
前田芋仙(まえだ・うせん)、このかたは先生のお父上なのね。先生が新宮中学(旧制)のころ、42歳で亡くなられたという。俳人で、先生は父上をとても尊敬しておられたようなのね。父上に連れられて、俳句会にも出席されていた。なんと、「前田芋仙 俳句」で検索すると上の句がでてきたわけです。まだまだ、どこかにお二人の俳句が遺っているような気がする。
いまこういうことを考えているのは、つぎのつぎ、『前田咲二川柳千句』出版準備にそろそろとりかかるからなのね。なんとなく、天国の先生がお力を貸してくださっているように思う。下里吟行のその日は、先生があきこの道案内をして下さるのではないかと思うのね。
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