砂遊びとは、砂を掘ったり盛り上げたり、さらには造形もする。サンドアートという芸術活動もあるようなのね。砂はさまざまな造形を楽しめる一方、出来上がったものを壊してしまうこともかんたんよね。いうなれば、創造と破壊の両方を楽しむことができるのね。しかし、砂は、その造形物を破壊したとしても、砂自体が損なわれることはない。
風紋(ふうもん)とは、砂漠や砂丘に見られる砂の紋。十年ほど前のことだが、「風紋」という名称でウェブ句会を起ち上げようと考えていたことがあったのね。柳友の喜八郎氏(鳥取県出身)に「『風紋』は(鳥取にあるから)やめといてほしいなぁ」と言われ、それもそうかと思いとどまったといういきさつがあるのね、笑。
それはさておき。風紋とは風の働きによって砂の表面上に形づくられる模様のことだが、風漣(ふうれん)、砂漣(されん)、砂紋(さもん)とも呼ばれるらしいのね。風によって砂の粒子が跳躍、粗い粒子が集まって峰を、細かい粒子が集まって谷を形成、さざ波状の模様ができるというのね。
風紋の形は風と砂の特性によって変わる。波のような模様は砂の粒子の大きさの違いによるもののため、粒子の大きさが揃いすぎていると風紋はできないらしい。また、風速が弱ければ砂が移動しないため模様はできず、強すぎると模様はすぐに乱されてしまうのだそうだ。
川柳で「砂の絵」と言えばこの風紋をさすと考えて(も)いい。「砂の絵」は暗喩で、人生そのものなのね。劫初からの時間の中で、一瞬の絵を描いて消えていく。その消えたあとに、次世代の新しい絵が描かれていくのね。しかし、これまた瞬時。
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