26日に結婚の小室眞子さん・圭さんについての報道が続いている。本日30日 (土) は圭さんのニューヨーク州司法試験のまさかの不合格 (!?) が取り沙汰されている。この件については確かに腑に落ちないことが多いのね。相変わらずヤフコメはたくさんのコメントで沸騰中。
そのことはひとまず置いて。下記は、昨日送っていただいた柳誌「凛」から。こうだひでお氏の一文(原文ママ)と、柳誌からの抄出15句。十数年前におじゃました、京都市にある句会なのね。表紙デザインのシンプルな白が美しい一冊、ご送付ありがとうございました。
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コンテクスト こうだひでお
外山滋比古著『読みの整理学』を読んだ。興味を持ったのは次の一節。「よく、文章やことばを、あるがままに読んだり解したりする、というけれども、客観的な理解ということは、頭では考えられても、実際には存在しない。頭に入ってきたものは、必ず受け手の先行経験や知識によって『加工』される。」
著者はこれを個人のコンテクストと呼んでいる。人間それぞれが独自の世界に生きていることを思えば、互いのコンテクストは異なるものとなるのである。何故か私は、文章の意味は正しいものが一つで、その正解は筆者がその文章に込めようとしたものだと思ってきたが、どうやらそれは神話だったようだ。
このことを川柳に引き寄せてみる。川柳を作る人の背負っているコンテクストと読者の背負うコンテクストは、かならず違っている。たとえ同じ表現についても、必然的に異なる解釈が生まれることになる。意味はコンテクストを離れて存在し得ないのである。川柳教室に関わっていると添削を求められることが多い。作者の考えていないコンテクストを持ち込むことに自覚的でありたいと思う。
著者は続けてこうも言う。「『加工』が誤解となることもあるけれども、同時にまた、これがわかったという実感を支えていることも忘れてはなるまい。(略)感動と誤解はしばしば、紙一重である」と。
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抄出15句
難問を抱いて薄ぼんやりと月 桑原 伸吉
待ち疲れました楕円になりました 西村みなみ
ニンベンに夢と書いては生き延びる 樋口 仁
コンと鳴く影絵の狐より先に 黒田 弥生
どの指を飾ってみてもまだ寒い 峯島 妙
くすりゆびぐらいは僕が買ってやる 樋口 仁
風呂敷をささっと畳む他人事 中林 典子
カーテンは春色二人いて無口 山本 昌乃
三日月のとなりの町に住んでいる 田村 初江
カーテンふくらむ 昨日が入ってくる 浜 純子
つぶやきも釘も曲がったまま果てる 樋口 仁
壁に向かって長い手紙を書いている 樋口 仁
美しい切り口言い訳に使う 森田 律子
点と線丸三角で支えます 黒田 弥生
ぬかるみを踏んだみたいな行き違い みつ木もも花
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あきこさん先日はお電話で失礼しました。凜誌の掲載ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
中林典子さま
もっと句を掲載させていただきたかったのですが。
ブログ画面の関係もあり、15句のみ。
また機会がありましたら、掲載させていただきます。
柳誌の継続にはたいへんなご苦労があると思います。
コロナが終わりましたら、久しぶりに句会におじゃますることも考えています。
コロナで作句数は激減していますが、句会にでることで詠めていたことをありがたく思っています。
ではまた。