(「⦅197⦆悲しみの九月、「川柳瓦版」第635号を読んでふり返る」は誤操作で消してしまいました。)下記は、誌上競詠「咲くやこの花賞」23年度 第12回「太い」、新家完司選。「川柳瓦版」第635号(平成24年3月号)から。なつかしい方々のお名前が並ぶ。
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愛されて太るしかないマルチーズ 太田扶美代
飼い主とペットがそっくりのメタボ 杉本 克子
一文字が的を射ている太い筆 平田 元三
地下茎を太らせながら風を待つ 前岡由美子
温湿布にします君の太っ腹 和田 洋子
戦中の極貧越えた太い指 堂上 泰女
太い指あぶく銭とは縁がない 高島 啓子
今やっと親に感謝の太い足 小谷 小雪
離婚したくても指輪が抜けません 早泉 早人
ハグしたら二人の絆太くなり 杉谷 和雄
今年こそ今年こそはとゴシック体 河村 啓子
ゴシックで書いてもぶれるマニフェスト 上嶋 幸雀
国会で舟を漕いでる太い人 竹中 ゆみ
苦労したことを語らぬ太い指 鈴木 栄子
ダイエットするのはむずかしい五欲 たむらあきこ
あやかりたくて買う色白の太もやし 徳山みつこ
女房に肝の太さで負けていた 永井 尚
四億が小銭のような太っ腹 矢次 睦枝
老い先は考えないで大根炊き 池田 吉久
山や谷越えた図太さ今がある 堀 冨美子
悔し涙をのんで太った力瘤 山崎三千代
言い訳を太らせ今日を生き延びる 前岡由美子
キューピーを基準太目も気にしない 青砥たかこ
トトロとすれ違う暗渠の中ほど 井上 一筒
世間みな見てきたつもり象の足 三村 一子
極太の牛蒡で仁王のきんぴら 井上 一筒
弦月の太さは中途半端だな 前田 咲二
土偶とや母なる神の太い腰 三村 一子
がっちりと生きる太目の母として 櫻﨑 篤子
わたくしを支えてくれる太い足 足立千恵子
さすがの妻もしゃべれぬ太い恵方巻 河津寅次郎
太ければ強いわけではない力士 宮井 智
PK戦に敗れて太くなる絆 上嶋 幸雀
セピア色した写真では痩せていた 岡本なぎさ
村人の絆を太くする祭り 田中 山海
極太でざくざく編んでいる絆 合田瑠美子
メタボでは迷彩服は似合わない 岡本なぎさ
苦も楽も呑んだ太っ腹の布袋 荻野 浩子
矢印の太さに引き摺られている たむらあきこ
車椅子漕いで鍛えた太い腕 三宅 保州
人
達人は静かで太いなと思う 上山 堅坊
地
シルエットだけから言えば貉です 合田瑠美子
天
お寺さんと太いパイプを持っている 古久保和子
軸
胴周りマツコデラックスには負ける 新家 完司
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