8月10日 月曜日
やまびこオンライン川柳大会が、既報通り開催されました。
私は「集う」の選考で、披講をさせていただきした。
通常の句会と変わりなく、全く、同じテンションで、勤めあげることができました。
この大会を完遂させたスタッフの皆様への、満身の敬意と、最上の感謝を捧げたく存じます。
「オンライン句会」ではありません
「オンライン大会」です。
この違い、とてつもなく大きいです。
どの程度ご理解いただけるか、判りませんが、
飛行機で海外へ行くのと、ロケットで月に行くほどの差があるかと感じています。
コロナ禍で、面と向かって、口頭で会って、説明できない環境下で、
よくぞ、ここまで!
素敵すぎます!
私なども、当日早目に接続したものの、音声信号が取れず、
もう少しで大事故になるところでした。
原因はandroid版のアプリケーションのアップデート・・
正常に接続したと思ったら・・UIが違う・・
人間、50歳を過ぎると、そんなに冷汗などでないのですが、
この件では、背中をツルツルツルっと汗が流れ落ちました。
本当に何が起こるか判らない環境下で、50名の参加者のお世話をされたやまびこスタッフの皆様
は、とてつもない!ヒーローですね!
オンライン句会・大会の形式は、コロナ禍抜きに、早晩川柳界が取り込まなければならない「集い」の形でしょう。
「集う」という課題を提案いたしましたのも、そういう思いからです。
やまびこオンライン句会は、
今後開催される同形式の句会・大会の、土台となるでしょう。
故に、全ての要素を含んだ選考を目指しました。
この時代・世相、この瞬間に、川柳であること。
歴史上初のオンライン大会の作品が、未来の観賞に耐えうること、を選考の軸といたしました。
私の軸吟は
老眼に楽なソーシャルディスタンス 帆波
時事句でした。
未来の観賞を、想定してのことです。
集句と選者によって、抜句という作品が上程される。これが競吟の枢要です。
どのような「集い」であれ、この本質が失われない限り、川柳は永遠であると確信しております。
リアルに集まって、話をして、帰りに一杯呑めなければ、
詰まらない句会、なのか。
会う・飲む・喋るが無くても
川柳に包まれ、愉しいひと時なのか。
川柳の、本当に楽しくておもしろい所は、何なのか・・
オンライン句座は、恐ろしいほどに、それを、あからさまにしてしまうかも知れない・・
そんなことを痛切に感じた二時間四十分でございました。
液晶の向こうも酔っている句会 帆波
はい、お疲れさまでした。
すばらしい企画でした。帆波さんのおっしゃるとおり!、です。
何と言っても最大のヒーローは、やまびこのスタッフの皆さんでしょう。
有難うございます。
ZOOM初体験!、デシタ。
小生のような人間でも、何の苦労もなく「参加」できました。
この体験、貴重です。大いに広めて参りましょう。未来の川柳界のためにも。
小誌『ぬかる道』誌では、22日発行の編集後記で触れました。
次号(9/26発行)では、巻頭言で取り上げる予定です。
改めて、川柳の集いをオンラインという形で実現してくれた皆さんに、感謝・感謝です。
有難うございました。
「よくぞここまで!」「素敵すぎる」・・・大勢の皆さん方と共に無事、成功された由、ご苦労様でした。コロナによる「新しい生活様式」の一環として生み出されたであろう、やまびこ会オンライン大会の様子がビンビン伝わるようです。コロナ禍で「飲んで・だべる機会」が奪われても?「本当に楽しくておもしろいところ」なら、地元の小さな句会の私たちも大いに見習いたいと思いました。 ↑ 「ぬかる道」誌の巻頭言でも紹介されれば鬼に金棒でしょうか。。。