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久し振りに スーツを誂えようか 息子の務める〇〇〇店 でなく ふらり立ち寄ったのは 街の洋品店です 懐かしい顔の御主人に奥さんが お薦めを着せかけて呉れます 店内を見渡すと 品数は極限られています 大学入学時に 初めて購入した 紺のスーツに おめでとうと言って 赤いネクタイをプレゼント してくれたことを思い出しました スーツは上物で色もデザインも 好みの品でしたが そんなことに疎い団扇が見ても いかにもオールドファッションでした 断れもせず困っていると 品物が冬用であることに気付きました これで断れるなと 安堵したところで 目が覚めました アキヒコがクーラーをオンにして いました 妻殿はと目をやると 布団を被っていました 珍しく奇天烈でない夢でした 店の名前は曽根さん 紺と赤は 昭和43年のことです 

 

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