川柳の継承を論じる前に是非
☝ 目で偲ぶ脇屋川柳師(尾藤一泉編)の表紙
前にもブログで書いたように、二つの「偲ぶ会」に出席してきました。「お金もないのに無理しちゃって」という同情の声に、「はい、無理をしました」と正直にお答えします。「女房と相談をして義理をかき」ということにならないように、毅然と出席を宣言しました。勿論、出席...【続きを読む】
区分と境界について
「げっ、なんでこれが現代文なんだ」男子高校生がぼやいた。「そうだ、そうだ」の共感の声もあがった。団扇が、現代文の試験の監督で問題を配布していた時の出来事だ。出題のほどんどが鴎外の舞姫からであった。
そうか、団扇が高校生のときから比べても、明治はより遠くなりにけり、なんだなと思った。日本の高等学校の「...【続きを読む】
15世脇屋川柳師を偲ぶ会、出席の朝に。
☝ 故中沢啓治さんの作品「はだしのゲン」中央の絵を想起させる川柳。
核禁止ゲンも喜び跳ねている
核禁止条約について、いくつもの川柳に出会ったが、「ゲンの喜び跳ねる姿」で自らの歓喜を表現したことに胸を打たれた。原爆の投下時の作者の状況を想像すると、思いは無限大に広がっていく。
☝ 1945...【続きを読む】
明日で良いこと今日は確認だけにする
昨7月15日は、親父の祥月命日でした。。1917年2月生まれ、「坊」と呼ばれて育っていたのに、家庭の事情の変化で、高等小学校中退で遠縁の牛込へ丁稚奉公に出されました。夜中に「呼子」が鳴りひびいて、「御用だ御用だ」のけたたましい騒ぎを聞いたそうです。逮り物は「夜盗ではなく政治犯」だったといいます。「ハ...【続きを読む】
川マガ7月号押し売り済みません他
☝ 小さくても地球儀、くよくよした時に眺めます
「植竹団扇特集号」について、「どんなもんだいぼくドラえもん」という気持ちだったら、「謹呈」と書いて差し上げるところですが、団扇への義理半分で買って頂いた理由は「川マガ誌」の定期読者が増えて欲しいという願いからです。
通常は15日が「投句締め切り」です...【続きを読む】