
今宵は港明日は世田谷三度笠
奪い合っても譲り合っても明かぬ埒
どこぞから聞こえて来そうなブギウギ 海抜をわざわざ知らすお節介
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鶴彬川柳大賞・入選句の栞
195名384句、選者5名が最優秀句1句、優秀3句、佳作5句、入選21句を選考。選考基準により選ばれた句は。
鶴彬大賞/亡国へ生きた丸太を積み上げる 優秀賞/やがて兵士になる子を誰が産むだろう/病む地球これを子孫へ残せるか/産まれたくないと腹の子世を嘆く/佳作/じわじわと締めてる核という真綿/スマ...【続きを読む】

寒紅とふらここ より
句集 寒紅とふらここ 奥山貞三 さんから 勝手なご紹介
8月15日 キャタピラのブリキの戦車終戦日
8月18日 蟻地獄岸田今日子のよがり声
5月12日 琺瑯の松山容子薔薇の翳
3月10日 涅槃の日裸のままで膝枕
終戦記念日、団扇の誕生日をまず拝見。司馬遼太郎が満州の戦車隊の隊長をしていた。安部公房...【続きを読む】

高度化を確と支える大衆化
ひょんなきっかけで、雑誌Kacceの川柳欄の選の助言をさせて頂いています。写真①は雑誌の表紙 写真②は年間大賞の掲載ページです。団扇の選の観点は、幅広い読者にも解説なしでも理解ができる作品であること。吟社に所属していたり専門誌に投句しているような方、その選にあたっているような方の鑑賞眼にも敵う...【続きを読む】

夕食の前にしばしの箸休め
巣鴨駅から草63バスを既の所(すんでのところ)で逃して15分の隙間、その昔は通勤の帰りにちょい飲みした近辺を写真に収めました。写真①噂には聞いたことのある店舗?写真②年中無休の看板が鮮やかのままに閉店した寿司屋。写真③池袋駅名物の「ふくろう」今日の粉飾は特に凝っていました。写真④駒込学園と通...【続きを読む】

業が沸く母の口癖思い出す
オスプレイが墜落して翌日の朝刊、「政府、米軍に飛行中止を要請」したという記事が載りました。すぐ脇には、沖縄では飛行続くのサブタイトルがあります。そもそも「要請」という表現に「弱腰どころか腰砕け」がみてとれます。九十九里の大根・人参の火を止めながら、団扇の腹は煮え繰り返っています。
一方で24...【続きを読む】

オスプレイ落ちたも知らずバスの旅
町会のシルバーの企画の日帰り旅行です。区からいくらか援助?があるようです。行先は九十九里、バス三台113人の参加、女性はあおよそ8割でしょうか。オーシャンビューやら庭園は添え物で?ほぼ買い物ツアーと呼ぶに相応しい旅でした。新鮮で大柄の野菜群に「安い安い!」の歓声、写真はほんの一部で御座います。「...【続きを読む】

今日もまたあれやこれやの8000歩
牛込神楽坂の「東京鶴彬顕彰会」の月例会議に出発、別件で電話のあったN氏に「今日だよ」と念を押すと「いや明日だろう」とご返事。最近、団扇も危ないのでA氏に電話で確かめて、「僕が正解だった」と胸を撫でおろす。開始まで大分時間があったので、お茶を飲むつもりで、会場に隣接する「喫茶店」に入る。喫茶と思い...【続きを読む】

文京区千駄木の風景です。
団扇選の「ポケット」天地人です。
北新宿句 天 内ポケット秘密の動悸聴かぬふり
地 するしないエアポケットかハムレット
人 啖呵切り内ポケットの財布投げ 川柳成増吟社 ...【続きを読む】

桂三枝・全国言語統一令
聞き慣れない言葉をスマホで検索すると、〈一に居酒屋二にアニメ〉が飛び出します。そんな中で、たまたま掘り出し物の情報にぶち当たることもあります。それが夕べのラジオ落語「桂三枝の大阪レジスタンス」です。20××年、政府から「全国言語統一令」が発動されるという噺です。大阪弁を喋っただけで〈厳重注意〉から...【続きを読む】

「雪道」鑑賞・雑感。
国際興業バス・都営三田線・都営新宿線を乗り継いで船堀駅、そうは来ない方角なのでパチリ。300人収容の会場はびっしり、当日券売り場の札は20~30人に思えました。昼と夕の入りは観ていませんが札止め状況が想像できました。
現在と過去が目まぐるしいほどに入れ変わりますが、アレッオヤッと首を傾げる暇を与...【続きを読む】

入れ墨刺青タトゥー考②
昨日は北新宿句会、お題は「ポケット」今日は成増吟社句会、題は同じく「ポケット」です。成増の選は順繰りで今回は団扇の順です。両者の状況を書くのが、新葉館グログの相応しいのですが、考①の続編を先に書きます。さて、惚気の種に「抓っておくれ」と頼んだお相手は何方でしょう?頼まなくても力いっぱい抓ってくれ...【続きを読む】

入れ墨・刺青・彫り物・タトゥー考①
痣のつくほど抓っておくれそれを惚気の種にする/痣の付くほど抓ってみたが色が黒くてわからない なんて三亀松の都々逸を聞いたラジオは親父の仕事場と台所と厠を別にすれば、四畳半一間の暮らしの時代だから、どう贔屓目にみても、団扇は小学生の5~6年生。同じ頃、お袋は親父の腕に萎びて居なんて川柳も噺家さんか...【続きを読む】

菩薩鬼仙人もみな隣組
団扇も妻も朝一番の(それぞれの)医者通い、買い物ついでに昼食を摂って、日差しが好くて風もないのでふらり、15分ほどの東京大仏乗蓮寺へ。石段には転々と銀杏の実が、久々に見上げる大仏さんは見上げる者と視線がピタリ合うように計算されています。日本で三番目の大きさです。板橋徳丸に転居してきた頃、保育園児...【続きを読む】

「雪道」鑑賞のお誘い
「日本軍慰安婦」として過酷な運命を耐え抜いた二人の少女の物語、話題の作品ですからご存じの方も多い事でしょう。団扇は11月24日(金)の10:30に妻と出掛ける予定です。大学時代の友人の〈涌井純子さん〉の肝いりで実現した企画だからです。ほぼ自分ひとりで会場を契約してから周囲に広げた様子です。しかも、...【続きを読む】

子の足に名前が書けますか?
川柳とは別の集まりで、こんな話をしました。エレベーターの後ろにベビーカーが見えたので、急いで「開くボタン」を押しました。お父さんと赤ちゃんが乗ってきました。正面の大鏡を観て赤ちゃんが嬉しそうにニコニコしました。「可愛い赤ちゃんだね、どこの赤ちゃんだろうね?」団扇が話しかけると一層ニコニコと笑いを返...【続きを読む】

今日もテクテク一万歩
映像① 10月4日の「緑葉」の勉強会で頂戴した花束です。まだ、こんなに元気です。映像②拙宅の路地落ち葉です。毎年この季節に掃いたり拾い集めたりが悩みの種です。映像③古今亭志ん生さんの似顔絵です。なぜHITACHIなのでしょう?映像④こちらは本物の写真です。
15日のブログの虫食いの解です。傘を差し...【続きを読む】

ゴーギャンもピカソも並ぶ展示室
次男哲彦の通う徳丸福祉園の「とくまるウイーク」をチラリ見学。規模の大きい「文化祭」企画とは違って、日常の活動の公開が主な目的ですが、訪問者の休憩喫茶と作品の展示室があります。哲彦のきょうの活動は畑の作業。作業といっても茄子をいくつか捥ぐだけだったようで、観に出掛けたら帰った後でした。
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