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柳人紹介 (23) 丸山 健三さんの15句
ひらひらと暮れる無色の私小説
寝返りを打つ一日の自己弁護
笑いには修正液がいりません
戦いはこれから新芽伸びている
愛しさは球根たちの息遣い

働いた靴は黙って反り返る
生命線ここらあたりが秋だろう
おっとっと火が消えそうな僕の独楽
喪喪喪喪喪なんて寂しい文字だろう
水仙の傾く方に墓がある

老いてゆく野積みにされたドラム缶
鉛筆の先っぽにある自己嫌悪
蜘蛛の巣と同じ夕日を浴びている
面倒が日ごとに積もる雪積もる
歳ですよ老人ですと追い詰める

(※本日24日の『前田咲二の川柳と独白』、売上ランキング10位。個人の句集としては、1位。)→右、『たむらあきこ千句』ほかのバナーをクリック、開くと下に出ています。

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