スーザン・ボイルが学生時代に受けた虐待を告白
 今年4月、イギリスのタレント発掘オーディションの国民的番組『Britain’s Got Talent』に出場した動画がYouTubeで流れ、その個性的な容姿と天使のような歌声で世界中から注目されるようになったスーザン・ボイルが、学生時代、教師から毎日のように虐待を受けていたことを明らかにし、イギリスに大きな衝撃を与えている。

 英「デイリー・ミラー紙」の取材を受けたスーザンは「毎日のように、”スーザン! お黙りなさいっ!”ってベルトで叩かれたわ」「放課後、強制的に居残りさせられることもしょっちゅうだった」「覚えるのがゆっくりだった私は、いつもビリで一人取り残されていたの。学校の組織はそれを許してくれず、常に急かされていた」と、教師から「体罰を超える」ほど酷い虐待を受けたという辛い学生時代の思い出を告白。

「しつけのための折檻があった頃の話よ。今は違う。時代は大きく変わった」「学習障害の生徒をどう指導すればよいか、今の教師は学んでいるし分かってるわ」と理解を示したものの、ベルトで叩かれた音は今でも忘れることができないという。

また、彼女にとって何よりも辛かったのは同級生からのいじめであり、「いじめにより彼らの支配下に置かれた私は、どうすればその状況から抜け出せるのか分からなかった。それが一番辛かった」とも語っている。

11人兄妹の末っ子であるスーザンは、母親が47歳のとき難産に苦しみながら出産した子であり、酸欠状態で生まれたことが原因で学習障害になったともいわれている。その障害が原因で、学生時代連日のように虐待され、繰り返しいじめられてできた心の深い傷は、歌うことにより癒され「精神的に解放された」そうだ。