那智勝浦町立下里小学校の隣に墓地があり、その一区画が佐藤家墓地となっている。
佐藤家はもともと下里にあるので、春夫も下里のお墓に分骨されたのね。(京都の知恩院が本墓で、明石の無量光寺と東京の伝通院と下里が分骨。) 亡父が佐藤春夫の弟子たちの一人だったので、亡くなられたあと、ご遺骨を東京から(?)下里まで運んだのね。そのことを生前父に聞いていたのだが。あまりきちんと聞いていなかったので、詳しいことは分からないのね。新宮吟行では、佐藤春夫の生誕地を訪問する予定。
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https://www.youtube.com/watch?v=klSh8oMlwDA(↽「サンマのうた」、検索してみてください)
佐藤家はもともと下里にあるので、春夫も下里のお墓に分骨されたのね。(京都の知恩院が本墓で、明石の無量光寺と東京の伝通院と下里が分骨。) 亡父が佐藤春夫の弟子たちの一人だったので、亡くなられたあと、ご遺骨を東京から(?)下里まで運んだのね。そのことを生前父に聞いていたのだが。あまりきちんと聞いていなかったので、詳しいことは分からないのね。新宮吟行では、佐藤春夫の生誕地を訪問する予定。
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秋刀魚の歌 佐藤春夫 あはれ
秋風よ
情〔こころ〕あらば伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉〔ゆふげ〕に ひとり
さんまを食〔くら〕ひて
思ひにふける と。さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸〔す〕をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみてなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。
あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児〔こ〕は
小さき箸〔はし〕をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸〔はら〕をくれむと言ふにあらずや。あはれ
秋風よ
汝〔なれ〕こそは見つらめ
世のつねならぬかの団欒〔まどゐ〕を。
いかに
秋風よ
いとせめて
証〔あかし〕せよ かの一ときの団欒ゆめに非〔あら〕ずと。あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ、
夫を失はざりし妻と
父を失はざりし幼児〔おさなご〕とに伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉に ひとり
さんまを食ひて
涙をながす と。さんま、さんま
さんま苦いか塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。
秋風よ
情〔こころ〕あらば伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉〔ゆふげ〕に ひとり
さんまを食〔くら〕ひて
思ひにふける と。さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸〔す〕をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみてなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。
あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児〔こ〕は
小さき箸〔はし〕をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸〔はら〕をくれむと言ふにあらずや。あはれ
秋風よ
汝〔なれ〕こそは見つらめ
世のつねならぬかの団欒〔まどゐ〕を。
いかに
秋風よ
いとせめて
証〔あかし〕せよ かの一ときの団欒ゆめに非〔あら〕ずと。あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ、
夫を失はざりし妻と
父を失はざりし幼児〔おさなご〕とに伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉に ひとり
さんまを食ひて
涙をながす と。さんま、さんま
さんま苦いか塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。
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おはようございます。
おっ、新宮ですか。
佐藤春夫、大石誠之助、ナントカ大社のナントカ祭り?(失礼!)、
大いに期待しております。
江畑 哲男さま
和歌山市からも結構遠いので。
行ったときには、しっかり見て歩いてこようと。
ご存じのように少々足が悪いので。(ほんとうはツエを突きたいところなんですが、ガマンしているのね)
高いところには、登れません。
で、前田先生に伺っていたようなところ、たとえばドコソコ医院の前の道とかを歩くのね。そこの院長に
「うちのどの娘とでもいいから結婚して、医学を勉強して跡を継いでほしい」
と、終戦で海兵から帰ったときに申し込まれたとかで。
当時海兵の制服を着て帰省すると、女の子たちに囲まれてモテモテだったのだとか。
自慢しておられました、笑。
可愛い?チャーミングなところのある、明るい先生だったのね。
今回、先生といっしょに久しぶりの新宮を歩いてまいります。