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 下記は、川柳マガジン7月号、「柳界ポスト」からの転載。当ブログの投稿は本日で2,459回を数えるが、越智学哲氏には書き続けることへの熱い励ましをいただいた。ありがとうございました。
 
ちなみに、つぎは〈川柳卯月賞〉の佳18に入賞の氏の句。《等を添え玉虫を飼う公文書》が荒川八洲雄氏選の“地”、麻井文博氏選の“秀2”。また同月号「十四字詩(短句)」で《気の持ち様で老いは祝祭》が井手ゆう子氏の特選。
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獏のされこうべ                    越智 学哲(愛媛)
 たむらあきこ氏のブログの、私自身熱心なフォロワーだが、氏の川柳に取り組む真摯な姿勢と熱心な情報発信には常々敬服している。川マガの「難解句鑑賞」もブログにアップ。毎回の鑑賞は極めて説得力があり、柳歴浅い私は刮目する思いで学んでいる。
 特に四月号の鑑賞は、柳豪は柳豪を知る、とでも言うべき素晴らしいものだった。石部明氏、森中惠美子氏の難解句を見事に解き明かし、間然する所がない。
 《オルガンとすすきになって殴りあう(石部明)》「オルガン」と「すすき」の喩の意表性。《白鳥の少し汚れた絵を買おう(森中惠美子)》汚れざるを得なかった「白鳥」への共感。
 勿論私がこの句の深さを理解できたのは、氏の解説のお蔭である。それはさておき、あきこ氏の《獏のされこうべを満月が洗う》こそ、難解句の白眉ではないだろうか。(原文ママ、写真は葛飾北斎『獏』)

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  1. 越智学哲 on 2020年7月13日 at 6:30 PM :

    川柳マガジンの私の投稿、おまけに私の句の紹介までしていただき、ありがとうございます。
    あきこさんのブログは、時に舌鋒鋭く持論を展開し、はらはらすることもあり退屈しません。またドトール(閉店して残念ですね)が登場したり、日々の作句活動が具体的でとても身近に感じられます。かなり以前になりますが、あきこさんの作句法を開示してくれた記事などはとても参考になりました。
    私はちょうど柳歴4年で晩学のスタートなので、その分何倍も川柳に打ち込むつもりです。
    ありがとうございました。

  2. たむら あきこ on 2020年7月13日 at 10:00 PM :

    越智学哲さま
    >時に舌鋒鋭く持論を展開し、はらはらすることもあり退屈しません

    そのように言われることもあるのですが、自分ではいまいち分からないのよね。
    川柳のことは、一応マジメに考えていますが。
    ふだんはおしゃべり好きのただのオバサンだし、笑。
    でも。
    学哲さんのような知性的な方が川柳を選んで下さってうれしく思います。
    すでに何かをお持ちのように思われます。
    句のいくつかを見ても。
    これで4年なのですから、先々が楽しみ。
    学哲さんの句は独特で、それも将来が楽しみ。
    期待して、注目させていただきます。
    愛媛は、「山頭火吟行」でコロナ後にまいりますから、大会ででもお声をおかけ下さい。
    コメントありがとうございました。 

  3. 越智学哲 on 2020年7月14日 at 7:16 AM :

    温かい励ましのコメントありがとうございます。
    あきこさんから独特と言われ、我が意を得たり。もっとも嬉しい評価の言葉です。
    こんなことは誰も詠まないだろうと、ほくそ笑みながら孤独に作句するのが川柳の最高お楽しみですが、まだまだです。ある意味では、私もちっぽけなバクなのでしょう。
    私は無口なただのオジイサンですが、お会いできることを楽しみにしています。
    かえすがえすも、ありがとうございました。
    時々、ブログに割り込ませてもらいたいと思っています。

  4. たむら あきこ on 2020年7月14日 at 8:22 AM :

    越智学哲さま
    文章もお上手ですね。
    知的なコメントでこのブログを引き締めていただければありがたいです。
    コメント欄だけでなく、内容のある一文であれば“表”にアップさせていただきます。
    全国のみなさまにこのブログを通じて語りかけて下さい。
    川柳について、いま何を考えているかを、ご自分のことを絡めて書いていただければいいのね。
    才能のある方が、そのようにして、前にでるきっかけにさせていただければいいのね。
    川柳という魅力的なフィールドを、ご一緒にながく耕していただければと思います。

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