これから、(有名・無名を問わず)しばらくいろいろな方の句を当ブログでご紹介したいと思っている。松浦英夫氏の句には、目がご不自由だが、そのことを頭の隅に置いて読ませていただくとキラリと光るものがある。一句目は『前田咲二の川柳と独白』の”あとがき”に記した前田先生への氏の弔吟。(句は、手元の柳誌ほかから拾っています)
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〚柳人紹介❶ 松浦英夫さんの20句〛
背中から慈父の温もり句会場
煩悩は友棺の中まで
生き方変えた立ち読みの本
見えぬ目の奥に飛ばしてみる蛍
バージンロード父はぼうっと上の空
仕舞風呂今日一日を折りたたむ
初孫の産毛のなんと柔らかな
呑み込んだこと酔ってポロリと
宴席の芯据える樽酒
家賃より安いローンと言うチラシ
なぜか憎めぬあのろくでなし
支度捗る明日は退院
肩書きのすごさほどではない話
居酒屋に仕事の憂さが吹き溜まる
桜咲く拉致の家族に遠い春
そこここに火種を秘める青い星
売られた喧嘩かわす齢に
喋る間のない蟹フルコース
あいまいに絵文字に最後語らせる
お湯割りを少し濃い目に秋夜長
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おはようございます。
思いがけず短句も含めて、拙吟を紹介していただきありがとうございます。
四月で川柳を初めて十年目に入ります。
まだ何か可能性があるように思いますので、気にかけていただいていることを励みに、精進したいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
松浦英夫さま
今回手元にあったわずかな柳誌などから抄出したので。
つぎの機会に繋げたいと思っています。
これからますます精進されることを祈っています。