・一代の五尺に足らず絵巻物 吉川雉子郎
・生きている証拠に飯を食っている ゛
新川柳改革後の川柳である。この作品は、小説家吉川英治の若かりし頃の作品である。古川柳の他人を第三者の眼で見つめる句と違い、己れ自身を己れで見つめている眼がある。新川柳改革は、古川柳の初期の最も文芸性の高い作品群のもとに帰れという運動であったが、吉川英治のこの時代(大正一~三年)の当時になると、川柳のひとつの性格である第三者の眼から、自己を見つめる眼をもった作者が表れて来ているのである。(柳誌の原文ママ)
続きは次回
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