いただいた野菜に、それをつくった人の高潔な人格を感じたことがある。大げさなことを言うなと故人に叱られそうだが。川柳人・故小西幹斉氏に送っていただいた、土付きの穫れたての立派なサトイモがそれだったのね。ウナる(大げさではありません)ほどの美味。氏は前田咲二先生の親友だった。「幹斉が『あの人は句が上手いな』と(あきこのことを)言うて(い)た。これからあんたも(氏に)助けてもらったらいい」と先生がおっしゃったことがあるのね。氏が亡くなられたことは、晩年の先生にとってかなりの痛手だったことだろう。(いまにして思うのね)
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わたしのサトイモ調理法は超簡単だが美味。素材がよいときはシンプルに調理、味わうというのがまず鉄則なのよね。下記のやり方、かつて京都市在住の文芸評論家・故保田與重郎氏がこのように食べておられると(ほかの方から)伺っていたもの。それを伝えてから、食にうるさかった亡父も晩酌のアテにこのようにしていたのね。
【作り方】
❶
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土付きのサトイモをざっと洗い、ひたひたの水に塩少々を入れ20分くらい茹でる。(赤字、サトイモの大きさによる)
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❷

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火を止めて少し冷ましたあとザルにとり、水をかけて冷やす。(冷やさなくてもいい) 片手でも、つるんと剥けるのね。 お~っ!!(つるん)
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❸

片手でしごくように剥き、ついた皮ごと(手に付かないように)サトイモに輪切りのスダチをたっぷりしぼるのね。(上等の醤油を少し足してもよい) 〈おとなの一品〉が出来上がり。お酒は、芋焼酎お湯割りがいいね! ン、ン、ン、んまい~!!
この食べ方がいちばん美味だが、これにほかの食材をつけてサラダにしたり、煮込んでもOK! でも、高級なサトイモに出汁も化学調味料など使っちゃダメよ~!
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