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※時間がないので、少々急いでまいります明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。年が改まっても仕事は続くということで、夜中に書いております。元日ではありますが、今年出版予定の『前田咲二遺句集』への抄出を続けていきます。(目覚めたら、目のハッキリしているうちにやはり一番は句の抄出なのね)

前田咲二遺句集 平成17年』【54】
ネクタイをしないと惚けて見えるぼく
勅語まだ言えますか元日本兵
キープした酒がこんなに減っている
どう舵をとっても天国は一つ
髪の毛があんなに増える筈がない
真っ白になるまでわたくしを洗う
いつものやつと言えば芋焼酎がくる
優しくしてくれるでしょうか介護ロボ
いつもの場所で惰性のように逢っている
あらいざらい話して何も残さない

海女傘寿メガネは磯を知り尽くす
母さんの着崩れを見たことがない
昔むかし花嫁さんは若かった
矢印の方へは行かぬかたつむり
そっくりに描かれたぼくが気に入らぬ
嫁ひとり増えてやさしい風が吹く
シラを切り通す情けもあるのです
わたくしの裏をきれいに掃いておく
サービスにしては笑顔を撒きすぎる
あすも目がきれいに開きますように

あたたまるまで夢のカケラを焚いている
師を囲むみんな幼い顔である
新作発表 時代が少しずつ動く
女の毒も舌がしびれるほどがいい
傷口にさわらぬ答 考える
包んでほしい 鯨幕でもいいんです
喉を通らずに胃に落ちた郵政
毒のありそうななさそなお人柄
復員服で道頓堀に立った日よ
水府忌の句会へとんぼりを歩く

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〚謹賀新年〛手のなかに師・前田咲二【54】‥《わたくしの裏をきれいに掃いておく》(前田 咲二)”にコメントをどうぞ

  1. 前川奬 on 2019年1月1日 at 10:06 PM :

    たむらあきこ様

    謹賀新年。本年もよろしくお願いいたします。

    ご抄出数はや1600余句、今年出版予定
    のため、新年早々からのご抄出、ご苦労さま
    です。くれぐれもご自愛ください。

    • たむら あきこ on 2019年1月2日 at 12:10 AM :

      明けましておめでとうございます。

      時間がないので、ほんとうに、お正月というのんびりした気分ではないのね。
      二月の台北吟行までに抄出を終え、新葉館さんにお渡しするつもり。
      もちろんそれまで二度三度目を通して、句を絞ってまいります。
      安心して台北に発てるよう、全力で頑張ってまいります。
      あとは新葉館のスタッフの方々がいろいろと考えてくださるでしょう。

      いつもありがとうございます。
      どうか今年も変わらず見守っていてくださいますように。(__)

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