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 私の作句数を聞いて驚かれる方が多い。1時間に60句と書くと、とても(ご自分には)そんなにつくれないと思われるようである。多作は「点鐘散歩会」への参加で身についたもの。
 大阪・堺市在住の墨作二郎氏の「点鐘散歩会」。毎回10時集合。当日の目的地を散歩しながら、昼食をはさんで13時に句会が始まるまで、平均して40句程を詠む。13時から集句(900句程)を手分けして書き写したもの(清記)を人数分コピーする。すぐに互選が始まり、各自厳選の上10句を選ぶ。下記は、私は参加していなかったが、昨日送ってきていただいた「点鐘じゃあなる」10月号から10句を抄出。

    〔第193回 点鐘散歩会 京都府立植物園 日時 平成24年10月3日(水) 参加 24名

    ほどけゆく悦び縄は朽ちながら            八上 桐子

    ベンチの端にじいちゃんが落ちている        森田 律子

    裏切りのひとつのように枯れる松           北村 幸子

    サボテンの怒りの中を通りすぎ            前田芙巳代

    埴輪から人に戻ってゆくところ             本多 洋子

    ちぎられて青桐の葉の血の匂い            内田真理子

    沼になりそう思わず立ち上がる            岩田多佳子

    触れようと夢の続きを考える              徳永 政二

    わきまえて秋の低さをゆく蜻蛉             清水すみれ

    実を拾ういつか言葉になるように           墨 作二郎

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現代川柳「点鐘(てんしょう)」の句から…”にコメントをどうぞ

  1. たかこ on 2012年10月11日 at 5:58 PM :

    にゃんさま
    京都では会えなくて残念でした。郵政の全国大会はとっても有意義な会でした。
    小島蘭幸さんと帰りがけにちょっとお話できたのですが(蘭幸さんは郵政の会員さんでもあります)本当にお忙しい方ですねえ。川柳塔の大会では、10分間スピーチをしなくてはならないとかおっしゃってました。
    K・Sさん、愛知の方ですが、京都から川柳塔の大会に行くとおっしゃってました。あきこさんと、もしお話ができるチャンスがあったら、よろしくと言いましたが、300人以上じゃ無理でしたね。

    今日「瓦版」が来ました。ベストテンはオール女性ですね。完司さんの句、わざと中8にされたのかしら?
    いや、校正ミスを告発しているのではないですよ、不思議だなと思って。
    ではまたね。

    • あきこ on 2012年10月11日 at 7:38 PM :

      たかこさま
      瓦版では珍しい校正ミスですね。(完司先生、ゴメン)
      6日、ホテルを探したんですが、高いところは残っていたんですがねー、結局断念しました。また出てこられるなら、こんどこそ早いめに予約しておきます。11月の展望は予定に入っています。(一筒さんの選です)
      蘭幸さんは選も披講もいいですよね。川柳塔のこれからに期待させていただきます。たかこさんと2、3時間ほど秋の京都(もしくは大阪)をふらつきたいですね。(ランチ、お茶込みでね) 

  2. りょーみさすけ on 2012年10月12日 at 9:44 AM :

    〔最新ニュースの川柳的感想〕
    村上春樹氏がノーベル文学賞受賞ならず、中国の莫言(ばくげん)氏が受賞。
    「ノーベル文学賞の選考手順」
    選者は18人、スウェーデンの学士院・「スウェーデン・アカデミー」の会員である。
    先ず200人の候補作品をノミネートする。
    会員18人のうち文学賞委員5人が、最終候補者5人を選定。
    その後、全員で議論し、最終投票を経て決定する。

    今年こそと本命視されながら、春樹氏が受賞に至らなかった理由について、
    「選考委員が(村上氏の)作風が好きかどうかが関係しているのでは・・・?」 と評する人もいる。
    「文章は何語で読んでいるのか?」 
    「どれだけ正確に訳されているのか?」
    「遠隔操作はなかったか?」(ここにも日中問題があったかも)
    「平和賞などと違い実体が見えない」とは私のつぶやき。

    『どういう形で選考されてたかは、50年間秘密にすること』
    とは、皮肉なノーベルの遺言である。
    そして、ばくげん氏の「莫言」とは”言うなかれ”という意味である。
    「選」というものがある場所には、常にどこか川柳がある。
    『裏切りのひとつのように枯れる松  北村 幸子』
    (T^T)(^T )(T )( )( T)( T^)(T^T) ヒュルルル

    • あきこ on 2012年10月12日 at 10:28 AM :

      りょーみさすけさま
      なるほどおぉぉ~。
      「賞」というものには「川柳(人間)」がついて回る。そういうことですよね。たしかに。
      「川柳マガジン文学賞」が無記名、清記選(パソコン清記)であることはほんとうに貴重ですよねー。新人の発掘は公平無私でなくては。これが20句(いまは10句)の連作であればますます作者の力量が分かっていいんですけどね。
      あと、選者。これがむずかしい。選者をみて作品が寄ってきますからね。本当にむずかしい。

  3. 竹内いそこ on 2012年10月14日 at 5:33 PM :

    なんともタフな句会!なのですね。
    お散歩をしながら、60句。でも考えてみれば、人間はたえず歩きながら、何かを目にして、何かを感じて、言葉を発しているのだから、ある意味人間の本能を研ぎ澄ましていることなのでしょうか。それを十七文字の形で絞り出す。とはいうものの・・・・自分ではできるのだろうか と考えていました。無駄に消えてゆく自分の感覚を文字にし、形に残す。私にとってはこういう形のトレーニングはいいのかもしれません。

    • あきこ on 2012年10月14日 at 5:59 PM :

      竹内いそこさま
      コメントありがとうございます。
      初めは、とてもそんなにつくれないと誰しも思うのですが。
      できるものなんですねー。参加者みなさんができるのですから。
      思い掛けない句ができることもあり(意識下にある何かが現れたように)、自分でないもう一人の自分が詠んでいるような気もします。
      いまは忙しいこともあり、散歩会にはたまにしか参加できません。

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