明日から 熊野川吟行なので、続きを本日中に書いておきます。昨日の 第6回 東北川柳文学大賞受賞作「たまゆら」(きさらぎ彼句吾)はあきこが準賞(2位)に推させていただいた作品。大賞に推させていただいた「妻」(千葉風樹)は八名の選者の総合選考結果5点で4位。下記は作品と「選考委員コメント(あきこ)」。
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妻 千葉 風樹
絵本黙読この子の母は死にました
死ぬ妻といる紫陽花の海の中
曝された陽のいとみみずころせない
骨箱の裸体の妻を渡される
指切りよシーソーはもう動かない
愛撫した乳房も癌も手にのこる
争いをしょうと襲ってくるパジャマ
死への眠りに点滴が落下する
ほつれ髪だけに自由はゆるされる
骨拾う抗癌剤を耐えた骨
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選考委員コメント
大賞に推薦させていただいた作品は、淡々と妻の死を詠んで胸に迫る。どの句も、借り物ではない、実感から出た言葉で纏められているところに好感をもった。構成以外とくに作為も見当たらず、感情の抑制された十句。力量もその抑制の中に窺われた。
一般的に、偶々目にした他人の句の発想を無意識に取り込んでしまうことがあるかもしれない。そのことに細心の注意を払う必要がある。よせられた百十六作品の中での相対的な力量を考え、やむを得ず目をつぶった句の入っている作品も採っている。くれぐれも自戒せねばならない。(たむらあきこ)
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東北川柳文学大賞、風のうわさではだいたいきいておりましたが、結果通知が届かず、昨日の東北連盟川柳大会にて、ようやく入手でき詳細を確認できました。
あきこさんからも1点いただいておりました。ありがとうございます。
三位は嬉しいか、と問われれば正直残念な気持ちの方が強いですね(笑)
これはこれで受け止めて、次にいきますが。
川柳に限らず、日々残念の積み重ねです。
月波与生さま
明日から熊野川吟行なので。
今日中に、じつはこれから3位の与生さんの作品をアップするつもりだったのね。(コメントが先になってしまいました。)
ここをごらんになる大勢の方々のご判断もあるので、それぞれの作品への評価が分かれるところでしょう。
そういう意味で、全国に作品を問えるのね。
まだまだ、あちこち出してご自分の作品を問うてみてください。(あきこは尾藤先生が亡くなられたことでそういう気力が萎えました。) ガン(^◇^)バレガンバレヨ・ジョ・ウ/