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川上三太郎氏が特別選者を務めた第18回県川柳大会=1964年9月、青森市民会館

     川上三太郎氏が特別選者を務めた第18回県川柳大会=1964年9月、青森市民会館
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 4月。あちこちで大会が開催されている。思えば、ここ十数年来あちこちの大会に走り回ることを当然のように暮らしてきたが、今月はまだどこへも行っていない。吟行が多くなると経済的に厳しくなるので、句会大会はセーブしている。(5月の 時の川柳交歓川柳大会へは出席の予定。6月の 鈴鹿市民川柳大会へも出席を予定している。) 5年後に出版予定の『たむらあきこ吟行千句』のためには川柳行脚のかたちを変えるしかないのである。ほとんど自宅にいるわけだが、なるべく〈川柳筋肉〉を落とさないよう、毎日句は詠み続けている。(『吟行千句』を出版するためには、まず2万句を詠まねばならない。いまのところ近くのドトールを作句工房にして、夕方客のいなくなった時間を見計らって数十句ずつ毎日のように詠み続けている。)

   恐山吟行は三泊四日の予定だが、費用を考えるとどうしても5万円超になりそうなので頭を悩ましている。LCCと青春18きっぷを組み合わせて出かけようと思うが、それでもそのくらいはかかる。近場の吟行なら問題ないが、少し遠出をするとまず経済的なことで頭を悩ませることになる。吟行は毎月、大小二回と考えている。

 先日知人からの電話に、吟行費用捻出のためふだんは冷蔵庫の電源も切っていると言うと驚いておられた。ハングリーでないと句は詠めるものではない。ぎりぎりの姿勢でこそ句は生み続けられるものだと考えている。下記は尾藤三柳先生の「恐山怨雨」。川上三太郎、尾藤三柳両巨匠の詠んだ恐山を、あきこはどう詠むか。まずは恐山の歴史を明日あたりから調べ始めようと思っている。
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 恐山怨雨
               尾藤 三柳

地の涯(はて)の宇曾利(うそり)のやまの黄泉(よみ)の雨
地獄谷過去は未来はすすりなく
一鴉(いちあ)地から生まれ輪廻の餌(え)をあさる
てんてん てんてんと赤 ぬれ菩薩
うごくものとて血の池をたたく雨
地蔵らよ 雁(かり)啼くころは咲(わら)わんか
じょうじょうと御詠歌聞こゆ濁穢(じょくえ)の耳
影を奪われて翳となる死者のやま
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