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おそれざんぴんく
川上三太郎
恐山石積む愛か呪詛の手か
恐山 石石石石 死死死
恐山 イタコつぶやく蟹となる
恐山死と死の間に石を詰め
惻々と恐山死を引き寄せる
恐山ほと走る朱を落暉とす
恐山われが真紅の血は頒けず
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川上三太郎 (かわかみ-さんたろう)
1891-1968 大正–昭和時代の川柳作家。
明治24年1月3日生まれ。井上剣花坊に師事する。昭和9年雑誌「川柳研究」を発刊。詩性川柳を追求する一方で伝統川柳も発表。また新聞,雑誌,ラジオなどで川柳の普及につとめた。昭和43年12月26日死去。77歳。東京出身。本名は幾次郎。別号に蒼蒼亭,S・S・T。句集に「孤独地蔵」「風」など。
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