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 下記は『たむらあきこ千句』へのご感想の続き。ランダムに一部ですが書き写させていただいております。ありがとうございました。
画像-0057か句集「たむらあきこ 千句」、大変嬉しく拝受いたしました。
真っ赤ななかに白く浮かびでた「たむらあきこ 千句」の文字、何か悩ましく何か嫋やかな装丁に、ある種切なさを感じました。
所収の一千句、たっぷりと時間をかけて読ませていただきました。
その印象は、
・ボキャブラリーの豊かさ。
・随所に見られるクリエーティブな措辞。
・「何もなかったように鋭く死んでいる」に象徴される、句の輪郭の鮮明さ。
・言葉の取り合わせについての思惟と意外性。
・極めてドライな句の筆致。言い換えれば、〈情緒〉への抗い、若しくは意図的な否定。
・際立って多い「死」にまつわる句。
(これは推考するに、あきこさんが、胸奥に秘めておられる何かの吐露、あるいは体現でしょうか?)
次に刺激をうけた沢山の作品のなかから、いくつかを列記いたします。
・うつし身のやみへ回覧板がくる
・何もなかったように鋭く死んでいる
・起承転から急流になっている
・わたくしを氾濫させる木下闇
・ふるさとにひとりの父の繰る雨戸
・なまぐさい独りを風に覗かれる

ご無礼を省みず思いのままにしたためました。
ご寛容のほどお願い申しあげます。
句集「たむらあきこ 千句」のご恵贈、改めて厚くお礼申し上げます。…


空白としておくあなたへの後記
むずかしいところが辻になっている
シナリオの裂け目を舟はでていった

句集を拝見して最も印象に残ったことは、どの句からも「あきこ様の句」と感じることができたことです。
日頃より、自分の句を確立することの難しさや、確立するためにはいかに努力が必要かを痛感しております。ですので、一句一句にあきこ様が存在していることのすばらしさを思いました。これからも繰り返し拝見いたします。…

… 本の帯に「詩性川柳の結実」とありますが、まさにその通りの質の高さ量の多さに圧倒されながら読ませていただいております。川柳マガジンで三柳先生の選でいつもあきこさんのお名前があって凄い〱と思っておりました。今回改めて拝見することが出来、三柳先生を偲ぶよすがにもなっています。あきこさんの句は心の負の部分に光をあてていること、抽象的表現でありながら映像を見せてくれること、古典的な言葉の美しさ怪しさを取り込んで心象を詠い上げていることなど、唯々共感、思うように感想を伝えられないのが残念です、ゴメンナサイ
◎特に好きな句を、
かさぶたの下の声から春になる
ぬかるんでいる歩いてもあるいても
過去ひとつ突くカラスのぶざまな昼

… 装丁の真っ赤と表題にまず目を見張り勿論内容には圧倒されております。… 若い頃は理系人間で通してきた私です。心象風景を詠むなどは最も遠いと感じてきました。けれども文系は嫌いだ苦手だ、と信じてきた筈が、ふとしたことから川柳に惹かれ深みに嵌ったように、千句を読み進むうち、あきこ様に惹かれていくのを感じます。新鮮な血を古びた脳に補給していただいたようです。まだまだ読んで味わいきれませんがご好意ありがとうございました。

… 輝かしい経歴と実力のあきこさんに失礼は承知の上ですがお笑い下さい。
何年か前、マガジンの「近代川柳作家合評」でご一緒させて頂いたときに真っ先にあきこさんの合評を拾い読みして唸り続けていたことを昨日のように思い出しております。
このたびは有難うございました。
(誤字・脱字ほか、すべて原文ママ)

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