感情失禁のようでいけないが、悲しくて何も手に付かない。
とうとう液体も受け付けなくなったと言われる会長。ご自宅で、周りを「片づけている」と言われる。ぎりぎりのその体で、「あとの人が困らないように」と、読売新聞「よみうり時事川柳」の後の仕事がしやすいようにと、レターパックで資料を編集人宛てに送られたとか。前会長からは、(急なことで?)引き継ぎがなく苦労された経験からと言われる。先生の仕事は13日掲載分が最後、もう選を済ませてまとめて新聞社に出しておられる。ぎりぎりまで仕事の責任を果たし、瓦版の会のことを考え、手を打っておられる。やはりここにも書いて、先生の姿勢を残さなければと思うのである。
「スマートで目前が利いて几帳面、負けじ魂これぞ船乗り」。これが10日、昨晩の先生のお話。海軍兵学校生徒のときに言われていたこと。どこかで聞いたことがあるような気もする。信頼しきっていてくださるので、「(ご自分のことを)何でも書け」とブログに書くことを初めから許してくださっている。ここに現在の状況を記すことも、許してくださるだろう。先生の入院は12日。もっと早くなるかもしれない。先生は覚悟を決めておられるようにも思う。二匹の愛猫(元は迷い込んできたノラネコ)のことについても、近くのご子息(よくしてくれると喜んでおられる)に頼んだと、手に取るように話してくださる。
先生は、どこまでもサムライである。海軍兵学校では、国のために命を捨てる覚悟で勉学と訓練に励まれた。当時「死」はつねに目の前にあった。先輩の大勢の俊秀たちが戦で死んでいったのである。終戦でぎりぎり生き残った最後の一号生徒。海軍兵学校の最後の卒業生となられた。「いましてほしいことは何?」とお訊ねすると、「占い」だとおっしゃる。この先どうなるか占ってほしいと言われるのだろうか。涙で聞き返すことができなかった。10日21時30分。
眠れないので、これを書いている。現在午前3時57分。先生と同年齢の父が逝った時間。父よ、先生を助けてほしい。
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