句会場のいちばん後ろ、受付の席は、受付を終わったあとも私の席。句会ではいつも会長が横に座り、句会の進行を見守っておられる。6日は53名の出席、16名の投句で、午後1時からの句会ということもありふだんより2,3人出席者も多かった。そのことを翌日の夜電話の向こうで先生(会長)が喜んでおられた。その日は私の入会から9年余り、瓦版句会で初めての、川柳の横綱「前田咲二」の不在だった。
電話の向こうで、先生は淡々としておられる。海軍兵学校(当時東京大学に入るのと同等の学力に加え、身体の頑健さも要求された)の最後の卒業生(在学中に終戦を迎えたため、戦争には行っておられない。卒業証書は帰郷してから県庁で受け取られたとか)である先生は、ご自分のことでうろたえたりはなさらない。たんたんと病の客観的状況を話される。ふだんから達観した死生観をもっておられる。
(読売新聞「よみうり時事川柳」の前田咲二選は今月13日を以て終わります。ご自分を律し、がんばってこられたわが前田咲二瓦版会長。なさりようをながく近くで拝見させていただき、心から尊敬申し上げている。)
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