課題「殺風景」
特選
病院の壁は無口で歌わない 森光カナエ
秀作
人間が殺風景を創りだす 武良 銀茶
カミさんも反応しなくなりました 中前 棋人
人影が消えて呼吸をしない家 大井 幸子
雑詠
特選
沈黙の底が見えないから覗く 相馬まゆみ
秀作
神仏に拾われながら生きている 石田 泰照
夕焼けを賞めた返事がまだ来ない 青木土筆坊
会いたいな思い出せなくなる前に こはらとしこ
選後感想 たむらあきこ
課題特選、「病院」の「壁」は数多の闘病の苦しみや死を黙って見てきた。そういうことに慣れている冷やかさもある。〈無常観〉をもつ「壁」なのかも知れない。秀一、自然界にそもそも「殺風景」は無い。すべて「人間」が関わるからのこと。〈穿ち〉の句。秀二、「カミさん」が句に温かみを添える。秀三、主が亡くなったのか。無人の「家」を「呼吸をしない」と見た感受性を採らせていただいた。
雑詠特選、「沈黙」の理由が分からなくて相手の顔を覗き込んだのか。思い切って訊ねてみたのか。句に物語性。秀一、諺に〈捨てる神あれば拾う神あり〉。「拾われている」を強く意識、感謝できる作者。秀二、日常のちょっとしたことを詠んで、存在不安までを表現。秀三、遠くなってしまった友人(もしくは恋人)への気持ち。この句には既視感がない。誰も詠んでいない(だろう)切り口を探るのが、川柳。
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こんにちわ あきこさま
一年間 読者柳壇、雑詠の選者の大役、おつかれさまでした。
全13回でしたか・・・大量に届く投句用紙のプレッシャーは大変なものだったでしょうね。
何度か入選にとっていただいて励みになりました。
立山は今紅葉真っ盛りだそうです。
平野から仰ぎ見ても、なかなか雲に隠れていて姿をみせてくれませんが。
明日から十月。初冠雪もまもなくです。
竹内いそこさま
富士山、立山連峰と続けてまいります。
どちらも句会を挟みます(体調のこともあり、あまり無理にならないよう)。
ゆったりした日程を組むことに。
主目的は吟行。富士山周辺で2泊、あと富山まで。一泊して翌日大阪に帰ることに。
さわらび会の11月、12月、1月の開催日をよろしく。今回富山での大会には出席しません。
また会えるね~。 (^o^)