(12日、記す) 3月7日。富士山周辺吟行から東海道本線で大阪まで戻る途中に大垣という駅があり、ここで米原行普通に乗り換えるのだが、やはり眺めてしまったのは、樽見鉄道乗り場。この線が、根尾谷淡墨桜に逢える樽見駅(※岐阜県本巣市)に続いているのである。開花時に入ると見物客で混雑するので、3月の末から数日をかけて出かけようと思う。
淡墨桜(うすずみざくら)は樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木。蕾のときは薄いピンク、満開に至っては白、散り際には淡い墨色。淡墨桜の名はこの墨色にちなむ。継体天皇お手植えの伝承がある巨木。幹の老化が著しく、幹内部の空洞も広がりつつあるらしいが、樹木医や地元の人々の看護によって守られている。日本五大桜または三大巨桜の一つ。
根尾谷淡墨桜吟行ということで、3月31日から予定している。くるぶしの骨折が治り、歩けるようになる日を待っている。一期一会、桜も人も逢えるうちに逢っておかないとあしたがどうなるか分からない。以前2回はバスで友だちと行ったが、人ごみの記憶しかない。観光地になってしまったのは仕方がないが、淡墨桜とはそういう人ごみの中で対話できるものではない。まだ蕾だとしても出かけて、2016年の一期一会を詠みたい。
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