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川柳マガジンの読者柳壇「助っ人」「雑詠」の選にかかっているので、まだ詳細には川柳マガジン文学賞の結果を読ませていただいていない。体調不良で選者を辞退された尾藤三柳氏を除く4人の選者の上位に入選の作品と各選者の選後感想をのちほどじっくりと読ませていただくことに。(感想はあとで)
雫石隆子、新家完司の両氏に佳作に採っていただいた(だけ)という結果を考えないといけない。いままでも尾藤三柳氏以外の選者にはさして常に上位に採っていただいたというわけではない。第11回に準賞をいただいたのは、田辺進水氏選の1位をいただいたから。(そのとき尾藤氏は入選者全員に佳作としての1点しか与えられなかったが、佳作の1位ということで、本来なら1位)。大賞を逸したのはそういう事情、運もある。
(個人的には)尾藤氏が選者として名を連ねておられるので応募している賞。今回の作品は、賞に応募するということで気負ったところや作為めくところをすべて外した10句。そういう意味で、(一見)おとなしく物足りない10句ではあるかもしれない。
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         たむらあきこ

藍染古布2わたくしの中のきのうは蒼い痣(あざ)
きみの訃が蒼をわたしの暈(かさ)にする
舟がでるそこは楕円でそこは蒼
はなびらのほどけるようにいなくなる
きみへ糸たぐれば爆
(は)ぜてくるきのう
喧騒のうしろに昼の月がある
空耳がかすかにきみを連れてくる
蔦に巻かれた足がいまさら動けない
藍染古布
(あいぞめ・こふ)をつなぐ悼みの海になる
日の落ちて空き瓶にまた溜まる蒼

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