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爆発 前衛川柳の披講は、聴いていても分からないことがある。あとで発表誌を眺めて、それでも納得できないことも多い。そういう大会ではあるが、なぜか駆けつけてしまうのはそこに新しい川柳を模索しようとする‘熱’があるからである。かつて「芸術は爆発だ」と言ったのは万博会場の“太陽の塔”制作で知られる岡本太郎氏。以下は氏のことば。
  ぼくが芸術というのは生きることそのものである
 人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、
 その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。
  “芸術は爆発だ”
 これは随分前からの私の信念であり、貫いてきた生き方だ。
  (中略)
 全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。
 それが爆発だ。
 人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。 
 いのちの本当のあり方だ。
 氏のことばの「芸術」を「(川柳カードに集う柳人が求めている?)川柳」に置き換えることができる。‘熱’に惹かれて若い(?)柳人があつまる。94名が参集。
 ‘熱’を求めて、かつて岡山の バックストローク大会に高速バスをつかって泊りがけで参加、その気分の続きで 川柳カード大会にも参加させていただいた。今回は事前投句もしていない。脳裡には2012年10月に73歳で亡くなられた「バックストローク」発行人石部明氏の姿。氏も‘(情)熱’そのもののような方であったと、偲ばせていただく。
 10時頃南海和歌山市駅発特急サザンに乗車。上六の 英國屋にてモーニング、推敲。たかつガーデン8階の句会場に着いたのは12時半頃だったか。くんじろう、すみれ、六助、明日歌、芳山、侑子、喜八郎、啓子、佳恵、義、圭史ほかみなさまとご挨拶。
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
[第3回 川柳カード大会] 出席94名。
おぼろ月本日の入選句。
おぼろ月のちからで落し蓋をする
本日の没句
死後きみに貼りつく縊死の木も猫も
花鳥風月あたりの美意識の浅瀬
干からびてちからを毒に盛りきれぬ
肘を突くきのうのことはやや海月
蛞蝓も気分をのせているらしい
白昼のきみをたたみきれぬ横臥
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
 第一部は 柳本々々(やぎもと・もともと)氏と小池正博氏の対談。柳本氏は、月波与生氏の影響を受けられたとか。氏のブログ「あとがき全集」を拝見することに。心に留まった氏のことばは「ジャンルをいろいろクロスさせながら、一か所にとどまらないことを続けていきたい」。三十代前半の若い方だが、同じようなことを考えていらっしゃるな、と。現代川柳の可能性を探っていただきたい。
 本日の没句から3句をストック。帰り、英國屋にて夕食、談笑。本日丸山進選「気」の特選句は《大竹しのぶがその気になっている(谷口 義)。

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