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 6月27日現在、新型コロナウイルスの新規感染者数が東京都を中心に増加傾向にあるようだ。そのことは気になるが、5月25日に緊急事態宣言が全国で解除となり、少しずつ日常生活再開に向けて動きだしている。とはいえ、流行の第2波、第3波を防ぐためには、引き続きソーシャル・ディスタンスをとることが必要だろう。治療法が確立するまで、当面のあいだ政府の提示する「新しい生活様式」を取り入れることになる。引き続き「3密」の回避ということ。川柳の句会大会も、しばらくは開催がためらわれるのではないか。

 「新しい生活様式」による新しい日常、それがよくないとは言えないと、個人的には思っている。パソコンによる在宅勤務や在宅学習に慣れると、出勤や登校をしなくても仕事や学習はほぼ支障もなく進むことに気づく。人間関係のストレスが減り、むしろ効率的と思う人も多いらしい。それぞれに多様な思いがあるのだろうが、この感覚の変化はいまが新しい時代にシフトしていく重要な段階と言えるのかもしれない。

 これも個人的な感想だが、わたしはもともと学習は在宅でよいのではないかとずっとぼんやり考えてきた。いじめなど問題の多い集団生活はよいことばかりではない。それと、教師側の能力。間違った知識を教室で伝えているだろうことを危惧するのである。そういう教師の授業を受けるくらいなら、知識伝達は在宅で、ほんとうのプロによる授業を受けたほうが学習ははるかに安心かつ効率的なのである。

 災害からの復興、経済危機からの脱却など、ピンチに直面したときに社会は大きな変革と成長を遂げてきた。新型コロナ騒ぎで、自粛生活やソーシャル・ディスタンスによってあたりまえだった日常や常識が奪われた。しかし、これらの「あたりまえ」は本当に必要なものだったのか。これからも必要なのかということも考えるようになった。この体験を通じて、不要なものは淘汰されていくだろう。コロナ後には本当に必要なものだけが残るのではないか。またそのようになっていいのではないかと考えている。

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