しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(8月11日(火)付、たむらあきこ選)
神様も明日のことは分からない 東京都 佐藤 仲由
〈評〉新型コロナウイルスが世界を震撼させている。自分たちの身にまさかこういう災厄が降りかかるとは、いったい誰が思っただろうか。
GoToトラブルの間違いではないか 千葉県 田尾 八女
コロナの火煽るがごとく旅奨め 千葉県 加賀 昭人
GoTo...【続きを読む】
精鋭作家川柳選集(北信越・東海編、中国・四国・九州編、近畿編)より抄出37句
誰にでも好かれる骨の無い魚 北原おさ虫
戦争の音も写っている写真 北原おさ虫
しあわせになるはずだったしゃぼん玉 住田勢津子
イントロが始まる東窓の赤 竹内いそこ
報道が残す時代のひとかけら 竹内いそこ
冬銀河すこしあなたが近くなる 外側としみ
ゆっくりと君の歩幅になってゆく 広森多美子
誤解とくさ...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か❻
川柳は〈無名性の文芸〉といわれる。無名性、それは魅力でもあるが、短歌や俳句にくらべ、一般社会での受け止められ方を考えるといかにも心もとない。川柳句集の発行も盛んといえば盛んだが、句集への他ジャンルからの反応はほとんどない。読者層もほぼ既存の川柳会に所属する人々に限定され、外部に広がっていくことはあ...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か❺
人生90年、100年の時代に我われは生きている。古代インドでは人生を4つの時期に区切った。「学生期(がくしょうき)」「家住期(かじゅうき)」「林住期(りんじゅうき)」「遊行期(ゆぎょうき)」。「学生期」で学び、「家住期」で働き、家庭をつくり、子供を育てたあとに、人生の稔りの時期「林住期」を迎える。...【続きを読む】
いま、なぜ吟行か➍
多くの吟行地の中でも、いちばん印象深いのは恐山である。しかし、川上三太郎師(1891年1月3日-1968年12月26日)や尾藤三柳師(1929年8月12日- 2016年10月19日)が目に焼きつけた恐山とわたしの見た恐山とは、たぶん相当違っているだろう。観光地化したことが原因だろうが、揺さぶられる...【続きを読む】
Loading...





































